藤羅繋甲(とうらけいこう)についてです。
四柱推命の用語ですけど、なかなか味があるんですが、命造中にこれを見かけることがあると、ほっとしたりします。
藤など蔓科の植物は、一人立ちはできないですよね。
支えや棚が必要になるわけですが、
このお話は、野生の藤の場合。
そばにある大木に蔓を巻きつけて、成長させ、あげくの果てには、美しい藤の花で山々を彩ります。
この藤が「乙木」で、支え巻きつける対象が「甲木」ということ。
つまり、乙木が命造中にさほどの強さがない状態で存在しているとき、隣に甲木という支えがあると、乙木は立派に成長して花を咲かせる、という姿から、
天干に乙木と甲木が並んでいる場合や、地支に木の根がある状態を指します。
でも、これにはコツがあって、日干乙木に対して、甲木は「月干」よりも「時干」にあるのがよりいいのです。
そうとも限らないのですが、時干にあることはやはり、とってもいいです。
続きは明日に・・・