☆調侯用神のおはなし

2008年2月24日

Category : 運命を左右する星について

今朝は雪でしたが、午後からは晴れました。
依然として風は冷たいですね。
2月はまだ丑月の名残りがあって、湿寒が強い季節・・・今年はとくに寒さが堪えますね。
昨年末から今冬は、鑑定書に調侯用神のお話を書くことが重なりました。
例えば、秋や冬の季節にお生まれの方(とは限らないのですが・・・)で、あるケースには、寒さ、冷えを防ぐことが最優先となることがあります。
こういう場合、やはり丙火、太陽、陽光が、どういう形で供給されているかに注目していくのですが、
ただ、ここにも、あそこにもと、たくさん丙火があればといい、ということではありません。
弱くてもいいから、天干に1個でもいから、「あればいい」ということも多いですし・・
命造の主張や、大切な個性は護りながら・・・それでも少々の寒さ対策はほしい、という感じです。
かと思えば、甲木や寅木などバックの燃料が必要なくらいの強さを要求されるケースも・・・
昨年は「丁亥」、今年は「戊子」で、火性は弱く、地支水性ですから、命造に歳運による調侯の丙火の補いが必要な方にとっては、今冬はありがたくない年廻りでしたよね。
ま、大運に午、巳、丙が廻っていれば、それで解決ということもあるのですが・・・
そうでない場合、やはり、寒さ対策は前もって準備しておくべきです。
その年がどういう冬になるということは、干支によって未然に知ることは可能ですから。
体調や、弱さのある部分、また、どうしても温める必要のある箇所を、冷やさないようにするなど、当たり前のことですが、より意識を持って・・・ですよね。
意識的に補う方法としては・・・
冬には、からだを温める食材や調理法など。
根菜類の煮物、色の黒い食材、海藻類、黒ゴマ、小豆などなど。
また、色による補い・・・
赤い色を、さりげなく、あるいは隠れたところなどに効かしていく・・・なども楽しいですし・・・
また、その方にとって、例えば、大切だけど「ない星」の丙火が、何を意味するか、象意を探ります。
例えば、己土の方にとっては、丙火は玉堂星、印綬、つまり、本を読んだり、勉強したり、習得の姿勢、あるいは「母」が護りになります。
お子さまがこういうケースには、お母さまの出番になるわけですが・・・
続きます。

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