☆解体キングダム「築400年の古刹を解体せよ」十大主星を感じとる

2021年2月1日

Category : My Diary,干支の世界で遊ぶ

お師匠さんからご連絡をいただき、30日、岐阜県御嵩町の400年の古刹「願興寺」の解体番組に、ご友人でいらっしゃるご住職さんがご出演されるとのことで、拝見させていただきました。

440年、地元の人々の信仰を集めて来たお寺が、老朽化が進み、虫食いで痛みが進んだため、解体されることになったのですが、解体したのちも使える部材を利用して再建する、という試みが、通常の解体工事とは一味違う、ということ。

1時間半の番組でしたが・・・固唾を呑んで見守ることになりました。

相手は重要文化財、400年の風雪に耐えた建造物ですが、痛みは相当に進んでいる上に、壁板や柱の貫などの結合部分は長年の埃や木くず、あるいは、重みによる歪みなどでガチガチに固まり、びくともしない状態。宮大工さんの匠の技、そしてとっさの機転の数々には感動しました。

普段、貫策星というと、他の星に比べ、何となくはっきりしないというか、胸にある場合など、他の個性的な星をバックアップするという働きに感じることが多いのですが、この匠の技を拝見し、文化財を守るという一念のお姿に、まずこの「貫策星」を東に。

「経験と勘だけが」という表現には、「南天運」も感じましたが…

宮大工さんの匠の技は、伝統を守る北方の世界、南方には玉堂星でしょうか。

解体中に偶然現れた、旅人が壁に書き残した落書き、全国各地から参拝に訪れた人々の記録であり、喜びの思いでもあり…こちらは鳳閣星、調舒星。

数多の重要文化財、歴史ある願興寺さんは玉堂星そのもの。

女性のご自身の代に再建を決意され、残せる部材を傷つけないように外し再利用を課され、10年に及ぶ大工事に臨まれるご住職さんには、禄存星も感じ取らせていただきました。

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