数ヶ月ぶりになりましたが、きのえねファイルを行ってみます。
「戊申」
この干支は、申の蔵干(二十八元)の変化がポイントとなります。
壬水→禄存星
庚金→鳳閣星
戊土→貫策星
壬水の禄存星と庚金の鳳閣星を兼ね備えますから、他の干支がなくとも平穏かつ平和な命式であるがゆえに 「平地の築山」 と表現されます。
この方を支えるのは「財」ということになります。
中元のお生まれで、禄存星が陽占に出る方は、おだやかで平地の築山が実現しやすい。
「加えて乙木があれば順調な人生を進む」 甲木では山崩れ、とありますが、他の2支に土性が強ければこのように言い切る必要はないでしょう。
乙木は草木ですが、庚金に水源を持つ壬水で湿土となっている戊土の山には、草木の乙木はよく育つ、と言うのです。
財は、すでに自分の中にあるので、乙木、牽牛星、名誉が育つ、ということですね。
「もし火土、(玉堂星、龍高星、石門星、貫策星)が多いと、志半ばで挫折するおそれがある」 火土が多いと、せっかくの湿土が乾燥し燥土となるために、乙木が育たなくなるからでしょう。
「戊申」 の天干「戊土」が、湿土の状態を維持できるかどうかをチェックしてみて下さい。
名誉、財・・・いろいろ出てきますけれど、
名誉を育てることがお役目の方もいらっしゃいますし、そうでない方もいらっしゃるわけで、
どっちでもいいってことですよね。
本当のところは、ニュートラルな生き方を教えてくれているのです。