☆きのえねファイル 16 「癸未」の場合

2013年8月24日

Category : きのえねファイル

「癸未」です。

からからに乾いた燥土に、弱水が注ぎます。

水が続かないと、せっかく芽を出した作物も後が続かない

「楊柳の孤立」

水源の金性が急務

夏の土は水さえあれば何でも育ちます。

多芸多才!

亥卯未の三合会局→木化、木性は東

亥があるのは井戸を持つこと、水源になる

「東井」といい、名利通達の形。

この会局は、目的意識を持って集まれば、団結でき、よい方向に行けば名利通達。

一旦、悪い方に行けば、悪い方にまとまる。

未卯亥など三合会局は、算命学の考え方ですが、六合や三合は六爻卦などでも採用されていますね。

私が親しんだ四柱推命では、三合でそう簡単に三支が変化することはない、という考え方でしたから、

四柱を使うときは、慎重になります。

で、やはり四柱を使うときは、それが適切だと感じます。

でもこの未、卯、亥の会局などは、

水源の強力な亥水が未土を潤し、卯木を育てる・・・ことを考えれば相当に木性が強くなる組み合わせに違いありません。

とくに癸未に限れば、

天干が「癸水」の夏の弱水。

亥水の水源は、夏の雨、癸を支えます。

ですから、未土もいつも潤っているでしょう。

卯木は夏の強い陽光の中、すくすくと育つでしょうから、

この「東井」という有用な形は、とても納得の行く姿と感じます。

もうひとつ加えると、未、卯、亥の蔵干は「乙、乙、甲」ですが、甲は乙にぴっぱられて乙になる、とあります。

鳳閣星が3個となり、どこへ行っても遊びになってしまう、遊び+色情で、身を滅ぼす危険も内在、ってありますよ。

こういう方に接したら、名利通達、遊び、どちらで生きておられるのか、感じ取ってみて下さいね。

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