それでは、きのえねファイルを続けます。
今日は、六十干支最後の「癸亥」ですね。
天地共に水一色となり、「崑崙還元の水」という。
水の力は極旺である。洩気をもって吉とする。
乙木を見れば、清風往来して名利を掴む。
もし巳冲に逢えば、暴風を起こし、漂流の命。
壬水または申金があれば、氾濫に命とし、洩気より土性、火性の制剋をもって吉とする。
もし他干支に、「癸亥」を見れば、墨池双魚、芸術において中年後、大富大貴を得る。
天干 癸水
地支 亥水
天将星で、水の力は相当に強くなります。
「崑崙還元の水」・・・ 崑崙山脈のふもとに、水が蒸発と湧くのを繰り返す・・・まるで水一色のように見える
崑崙山脈、中国の国土では亥の方向にあるため
水は流さないことには話にならない。
水→木
木が、なんと言ってもありがたい。
水→木
水が動く→活動する
動かなければ名利をつかめない。
木=風 清風往来
亥巳 巳があれば冲→暴風→漂流の命
巳があって、さらに壬、申、があれば、氾濫を起こす
癸亥には、土性はよくない・・・水を汚す
一般的に日干壬、癸の天将星、または身強の人は、甲乙が吉
流れないと腐る→身体をこわす
他の地支に亥水の場合は、蔵干甲木の下に壬水があるので、甲木は役目を果たしにくい←こういう所見は、とても勉強になりますね!
地支の卯木の場合は、乙木のみなのでありがたい
日柱に癸亥があり、年柱にも癸亥がある場合、
水の色は黒 双子の魚が泳いでいる姿
日干支は晩年
ふたつあるためその部分が強く発揮できる
水が多い(知の本能) 芸道(知識的な芸、作家等)
別名
「墨水」
心の中が見えにくい人
自己表現をしない人