☆きのえねファイル 28 「乙未」の場合

2013年11月26日

Category : きのえねファイル

今日のファイルは、

「乙未」

雑気の土に位する草木である。これを「柔軟の木」という。いわば藤蔓の類であって、亥寅の木性会局や甲木の透干があれば、理想的である。草木は甲木によって保命する。
加えて、癸水の雨露があれば茂る力は大となり、貴命とする。
乙未は、未自体が雑気の燥土であるために、太陽の火より水を先に考えることを定法とする。

未土の蔵干は「丁、乙、己」、火が内在する乾燥した土性、ということ。
燥土に生える草木のため、雨露がなくては生きてゆけない・・・
乙丑とは違って、丁はいらない、そのかわりに癸がいる。
つまり子ども(火)よりも親(水)がいる。
正確には養母(癸)、龍高星。
乙丑よりも親思いになる。
また、上司(水)にはへつらうが、部下(火)を大切にしない。
だから、部下としてはこういう人を持つとよい・・・
女性には子どもが未来になりやすいが、男性にとっては違う。
また、寅や亥卯の木局半会があると、地支に木性が強くなりありがたい。

と、あります。

つまり、日柱「乙未」の人は、
甲木、寅、亥、卯などの木性の支えと、生きてゆくために癸水が必要・・・実際は生まれ月にもよるのですが、
命造に不足の場合は、大運や年運など後天的に巡って来るのを待ちます。

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