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そこに生年月日を入れていただきますと、あなたの星図が出てきます。
星図には9個の干支が並んでいますが、その上段の一番左の星が「日干」になります。
それが基準になる星です。
つまり生まれ日の「干」です。
一番基本になる、あなたの宇宙空間、環境です。
今日は十大主星の「石門星」という守備本能の星です。
石門星という星は基準になる日干とは同じ五行で「陰陽」の違う干から生み出される星です。
なんのこっちゃ・・・・?ですよね。
つまり、日干が「庚金」でしたら、庚金は陽の金性ですから、陰の金性といえば「辛金」です。
ですから
甲:乙 丙:丁 戊:己 庚:辛 壬:癸
の組み合わせで生まれてくる十大主星を石門星といいます。
石門星は和合、仲間作りですが、仲間を作ることで自己の守備を固めようとしますから、「政治」という意味が生まれます。
甲木から生まれる石門星は・・・・
つまり基準となる日干は「乙木」です。
甲木は真っ直ぐです。
直線的に進みますから、そんな仲間作りとは、自分が旗頭になって先導していく、という形。
他人の意見に従うということがありませんから、ときには仲間の責任を一身に背負ったり、ということも起きてきます。
策も練りません。
真っ直ぐですから、賛同者を集めよう、心に訴えよう、という姿勢になります。
乙木から生まれる石門星は・・・・
つまり基準となる日干は「甲木」です。
乙木は曲、柔軟性を持っています。
環境に従う、社会や立場という背景を自然に捉えています。
人の輪を広げていくのに無理がありません。
「仲間にならない?」という誘いには応じやすいですが、自分が旗頭になるのは不得手。
社会や時代の流れに沿った和合性です。
丙火から生まれる石門星は・・・・
つまり基準となる日干は「丁火」です。
丙火は明と暖です。
明るさと暖かさをもって仲間作りをします。
集団に明るく照らすような和合性ですから、これは人気者になります。
集団の危機や暗い部分を取り除きますから、救い主のような存在となってますます集団の絆は強まっていきます。
丁火から生まれる石門星は・・・
基準日干は「丙火」です。
丁火は弧明。
かがり火です。
かがり火、焚き火が燃え広がるような仲間作り。
あまりに広がりすぎると山火事にもなりかねません。
他人の心はお構いなしに、自分の仲間作りに呑み込んでしまう勢いがあります。
仲間に犠牲を強いる部分が出てきます。
本来「丁火」は孤独。弧明に良さがあるのです。
同じ石門星でも違うでしょう。
石門星を見たら、「和合、仲間作り、政治性」なんですが、生まれてくる干によって雰囲気はガラリと変わります。
旗頭的な人間性だと思ったら、「甲木」から生まれた石門星・・・。
なんとなく誘ったら靡いてきそう、という柔軟性が見えたら「乙木」から生まれた石門星といった感じです。
えーーと次、行ってみましょう。
戊土から生まれる石門星ですね。
基準の日干は「己土」です。
戊土は山岳でした。
不動です。
動かないのです。
誰かが近づいてきて初めて成立する仲間作りです。
でも寄ってくる人を拒むことはありません。
山岳の和合は山脈となりますね。神秘性があります。
仲間作りというよりは自己を中心にして人が集まる形ですから、常に人より上位に立とうとするのです。
ですから、この場合も人間の器が問われます。
器の小さい者にとっては、上位に立とうとして汲汲となってしまいます。
己土から生まれる石門星・・・。
基準の日干は「戊土」です。
己土は公平、庶民的です。
常に対等意識に立ちますから、上下意識があまりありません。
ですから同格同士の和合は親密になれても、上下関係がある場合は和合しにくくなります。
庚金から生まれる石門星は・・・・。
基準の日干は「辛金」です。
庚金は刃物、鋭剛です。
攻撃的な集団作りとなります。
仲間を作ったことによって攻撃力が発揮されます。
自己主張は強く個性がはっきり現れる集団です。
辛金から生まれる石門星・・・・。
基準の日干は「庚金」です。
辛金は宝石、柔鋭です。
広く深くという仲間作りではなく特別意識に支えられた仲間が集まります。
一定の趣味の仲間とか、名誉あるグループを作ろうとします。
柔軟ではありますが、特別意識のある仲間作りとなります。
庶民性が生まれてきにくくなります。
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守護神を深めていくと、自然に他の人を思い遣れる、洞察できるようになってきます。
この方は、どういう才能や要素を活かされて生きてらっしゃるのか。
家系のどなたから、どのような「気」を戴いていらっしゃるのか。
配偶者は、どのような方?
配偶者は、その方に風を送れる方かどうか。
つまり「あげまん」タイプ?
結婚と同時に守護神が生まれてくるというラッキーな方も・・・・。また、
美貌と才能を兼ね備えていても「夫を剋する」場合もあります。
また、どのような面が苦しみとなっておられるのか。
官・印・福・禄・寿・・・?
それは、なにが原因?
あまり苦しみの面がない、恵まれた方という場合は、人柄を感じ取ろうとします。
静かに干支と対話していますと、次々とそんな情報が流れ込んできます。
その方の本質を掴む、魂に触れる、そんな感じです。