午後からお得な食材を求めてチャリで出掛けようと張り切っていましたが、雨になりました。
日記を先にアップして小降りになるのを待つことにします。
今日から、玉堂星と龍高星です。
玉堂星はオーソドックスな習得本能です。つまり机上の勉強が得意な形。学問的です。
片や龍高星は、動的な習得本能、「冬のソナタの占星学」にもよく登場した星です。
ヨン様も胸の星が龍高星でしたね。
龍高星から行きましょう。
龍高星は陽干同士、陰干同士、日の干を生ずる形で顕れてくる星です。
まず、ヨン氏の龍高星の形は、生日干「壬水」を生じる「庚金」から生まれています。
庚金は金属、戦い、鋭剛などの意味ですから、知識の追求の形が鋭く、闘争的、勝気な一面が出てきます。ヨン氏の改良改革精神や冒険、知識欲といったものは、こういう激しさを伴っている形でしょう。
生日干「癸水」の場合、「辛金」から生まれてきます。
「辛金」は宝石、柔鋭とかの意味がありますが、高価な指輪をしたときの気分を思い出してください。
特別の存在に感じるかも知れません。そういう独特の特別意識があります。
「辛金」から生まれた龍高星は、そういうプライドというか「自分は特別だ」というを意識を満たそうという知識欲になります。
でも玉堂星ではないので、机上の勉強に励んでトップの成績を目指す、というのとは少し違って、不思議な世界への追求であったり、芸能界であったり、海外への希求であったり、ちょっと風変わりな知恵に対する自分こそは、という特別意識です。
息子Aは、「己土」から生まれる龍高星を持っています。幼稚園年長時代、「筋肉マン消しゴム」なる玩具が大流行。略して「筋消し」の収集に余念がない時期がありました。
幼稚園から帰ると袋に「筋消し」を詰め込んで、友人宅を回り始めます。
そこで展開されるのは、子供の世界といえども「取引」であり、手に入れたい「筋消し」のためにどういう条件を提示するか、交換における知恵の戦いだったと言えましょう。
「己」は広平、庶民的、流行、などの意味ですから、ブームに乗ることに魅力を感じて遊んでいたのでしょう。
息子Bは「壬水」から生まれる龍高星でした。
彼は2歳ぐらいでしたが、息子Aの帰りを待ち構えて、玄関のドアをあけて兄のお出かけに付いて行くことを虎視眈々と狙っていました。
兄は言い出したら聞かない弟を「筋消しw。取引に毎日連れて行ってやっていました。
息子Bは兄の取引現場をじっと見詰めながら、年上の子供達の世界を学んでいたのでしょう。
「壬水」は海流、、流動などの意味がありますから、こうして兄に伴って動き回って子供の世界の掟を学んで行ったという感じです。
「筋消し」なんてくだらない!と当時はそう思ったものですが、今にして思えば、人間関係や思い遣り、取引、駆け引き、様々なことを学んでいたのだと思います。