駒大苫小牧事件

2005年8月23日

Category : 子育て占星学

駒大苫小牧の監督の暴力事件は、優勝が決まってから明らかにされたことにも問題があるのですね。
平手打ちがあった、大会中もスリッパで殴った、ということらしいですが・・・。
確かに昨今、親の家庭内の体罰や教師の体罰などが取りざたされているので、やはり社会的に大事件とは思いますけど。
3人の男の子を育てた身としましては、私の中では小さな声ですが、こんな叫びも・・・。
サッカーを小さいときからやっていた息子達ですが、3人の中で唯一のやんちゃもののある子は、小学校時代のクラブチームでも、指導者に1度だけ体罰を受けたことがあったようです。
その話を息子から聴いたとき、私としては「ありがたいこと」と正直思いました。
合宿中のこと、明らかに叱責を受けて当然というとき以外にその監督が彼に体罰を加えるはずがないことを知っていましたから。
息子も、帰ってからその話をまっすぐに私に話してくれました。
そのことがあってから、ますます監督が好きになり、親しみは深まり、練習に懸命に励むようになりました。
息子はその監督に大変可愛がっていただいておりましたし、私達、親もその監督とも長いお付き合いで、心から信頼していましたので。
その息子は、その後中学に行ってからもサッカーの指導者や男気のある担任の先生からも、1度だけ体罰を受けたことがあったようです。
それは、師と息子の間では、話のわかる男同士の挨拶のような感じで、父親が決して手を出す人ではなかったので、こうして他人に叱っていただけることは、大人になっていく道筋には大変ありがたかったと、今でも息子ともよく話しますし、懐かしく思うようです。
だからって、体罰を肯定しているのでは決してありません。
やはり、子供の自尊心が大きく傷つけられることですから。
ただ・・・普段から師弟の間に、お互いに信頼と尊敬があり、こいつの将来のことを本当に思っているからこそ・・・という場面もあることもあるんですよね。
そういうことを親も納得させられるほど、魅力に溢れた指導者もたくさんいらしたんです。

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