「ブラザーフッド」(1)

2004年6月30日

Category : 冬のソナタ

「ブラザーフッド」行ってきました。
だいたい私は、ダンナが大好きなK1とか、ボクシングとか全く興味がないんです。つまり「ヤッチメマエー」とか「ヤレーヤレー」の世界が大の苦手。闘争心に欠けるんですね。
そんな私にとってこの映画はチョット過激すぎる~という感じで
しばらくは辛かったです。
それが・・・・しばらく我慢してたら・・・
少しw「映画に入り込んできたようす・・・
戦場になんの前触れもなく駆り出された仲の良い二人の兄弟、
兄の夢、家族の期待である弟とその弟を父親代わりに深く愛する兄
その二人の兄弟愛の物語。
朝鮮戦争がとか、38度線がとか、アメリカが、中国w「ソ連がとか、は又後日ということで、今日、最初に受けた衝撃は・・・
食料の配給も殆どなくなり、このままここに留まっても北に攻めて来られて全滅を待つのみ、つまり極限に追い込まれた南の義勇軍達
兄のジンテは真っ先に立ち上がり北に向かって奇襲作戦参加を決意、恐ろしさに怯えていた仲間も一人一人w「志願し始める・・・
そして、だんだんと士気は高まり「ヤルゾーw。という団結が生まれる・・・
このシーンw「胸を打たれました。
外国からの圧力だけで同胞同士が命の奪い合いをさせられなければならなかったなんて・・・どんなに悔しかったことでしょう。
その先には死しかない、というときに人間はこうして相手を倒しに行くしか故郷に帰る術がない、のであれば、死んだ気で戦おうw「という精神状態になれるのだ・・・。
この瞬間から、過激な戦闘シーンが辛くなくなりました。
どうしようもないところでは、殺し合いもまた諦めの中で受け入れるしかない、というときもあるんだな。理解できました。
だからこそ、戦争はやってはいけないものなのですが・・・。
これは史実ですから、静かに受け止めようという気がしました。

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