「岬めぐり」の歌詞

2004年5月20日

Category : My Diary

夫が、NHKの「歌謡コンサート」を見始めました。
懐かしいメロディが流れてきました。
 w岬めぐり」です。
18・19歳の頃でしたか・・。とても暑い夏休みのある日、
 スーパーに買い物に行ったときのことでした。
買い物篭に夕飯の用意をぽん、ぽん運んでいるとき、突然流れだしたのがこの曲でした。気が付くと、お店の天井に設置されたスピーカーの真下で雷に打たれたように動けなくなって突っ立っていました。この歌と出遭った瞬間です。
 
 この曲、いい!
 
 すっかり気に入ってしまったのです。
この歌がw走れコータロー」という歌と同じ山本コータローがウィークエンドというグループで歌っていたことも今日夫に教えられるまで知らなかったのですが・・・。
 夫はこの曲を聴くと、子供時代に毎年夏に訪れた潮の岬を思い出すと言います。私は、18歳のときに訪れた秋田の男鹿半島を思い出します。
 
 男鹿半島を次兄とバスで岬めぐりをしたことがあります。そのときの雄大な光景と、その頃私の中にあった淡い恋心が同時に蘇ります。
 4拍子の曲ですからバスに揺られている臨場感があり、恋人との別れなり死別があったのか、傷心の男性が一人、失恋をかみ締めている歌ですね。
 でもなんとなく沈んでなくて、晴れやかさがあるのです。
それが、あの男鹿半島のあまりにもキレイだった海の色に心が癒されていたのとダブるのです。
 忘れるための旅だったのでしょう。
  悲しみ深く胸に沈めたら、・・・ 
   
  砕ける波のあの激しさで、・・・
  
  など、素敵な歌詞ですが、ネットに書かれた批評には、   
    幸せそうな人々たちと・・・
   のw人々」はどうも・・・ということでした。
   確かにちょっとぶち壊しかなw」w」と私も同感です。
 声に出して歌いたいとは一度も思ったことはありません。
 でも数十年を隔てた今でも、ふと耳にすると、
 懐かしさで胸が一杯になります。
 聴くとその頃の境遇と心境が蘇り、切なさで涙ぐんでしまうという歌が、ほかにも何曲もあります。これも、至福の瞬間に違いないのですが・・・・。

この記事を読んだ方はこの記事も読まれています

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください