鎧兜を脱ぎ去ったときに・・・

2005年12月7日

Category : My Diary

昨日の病院で、義父の主治医の先生との面談は、投薬について認識を新たにすることでもありました。
○療○科は初めてでしたが、こちらの切なる思い、観察した状況、お聴きしたことなどを誠実に述べてたつもりでしたが・・・。
返って来たきた答えは意外なもので、ハタとそのとき・・・を理解したという気持ちになりました。
お世話になっている方々に、ただただ、感謝したいと思います。
老いるということ・・・。
夫も今朝、しみじみ語っていましたが、いずれは我々も・・・という思いに自然になりますね。
義父といっしょに過ごす時間をいとおしみながら、我々も今後の生き方、処し方のヒントをいただいているのだと思います。
認知症が進んでくると、その方本来の「人間性」が露わとなります。
義父は、無欲で、あるがまま、関わる人々に平等に温かい人でした。
それは周囲に歯がゆい思いをさせた面でもあったのでしょうが、今では、義父独特の輝きを感じますし、お世話になっている方々からもとても大切にしていただいているのを感じます。
こうして鎧兜を脱ぎ去った状態になったときに、自分では認知できなくなった状態のときに、恥ずかしくない人間性でいられるように、お世話になる方々に何かを語っていけるように、今を精進していかなくては・・・ですね。

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