自転車で市街を走っていたら、住宅のお庭の梅の花がすでに八部咲き、一瞬の内に通り過ぎたので香りは感じ取れなくて残念でしたけれど・・。いつのまにか春も近づいているようですね。
昨日の続きで、甲木です。以前、こんな女性の星をみたことがあります。真夏七月の甲木の日に生まれておいででした。一番暑い季節の木の姿はどうでしょう。水がいくらあっても太陽の日差しに蒸発してしまいますよね。もう、ぐったりの状態です。夕方になり、夕立がありました。短時間の激しい雨の後の樹林を思い浮かべてみて下さい。昼間の酷暑がうそのように爽やかな涼風に吹かれ、樹林は生き生きとした生気がよみがえり、瑞々しい風情です。
彼女の生まれ月は、干支で、癸未です。七月は未月。そして、癸は丁度、 夕立の雨露のような風景です。とても爽やかな美しさを持った女性でした。彼女にとって、この雨露は命を支える重要な要素です。それは、彼女の生きる知恵とも言えますし、素晴らしい母を持つ、ということが分かるのです。とっても詩的な世界でしょう。