ゼロか共生か・・・

2014年10月7日

Category : My Diary

台風一過の秋晴れ、暑くなく寒くなく・・・畑日和でした。

新しい畑、初出勤・・・

先達さん方にご挨拶・・・

いい方ばかりで、感謝です。

先達Aさんは、イチゴ栽培の完成に5年掛かり、その秘伝をご伝授いただくことに。

感謝です!

「苦土石灰を入れると、土の温度が上がって土の中の虫がぜんぶ死ぬ・・・」

だから苦土石灰を買って来るように言われたのですが・・・

確かに・・・

今度、増やした畑の土は、とても黒くて細かいのですが・・・虫が一匹もいないのです。

これにはびっくり・・・

「虫はいないのがいい」という考え方もあるのだな・・・と

隔離状態の我が畑の土の内外は、いろんな虫が楽しそうにしています。

この1年で微生物もいっぱい増えてくれたでしょう。

「虫とは共生が当たり前」と思ってましたので。

秋蒔きの葉物野菜は元気に育ってますが、ところどころ虫に食べられています。

でも、問題を感じるほどではありません。

むしろ、初期の段階でも決して農薬はかけないからこそ、柔らかくて美味しい間引き菜を楽しめることは仕合わせなんだ、ということ、最近ひしひしと感じました。

初期段階だけ薬をかけるから、間引き菜は捨てる・・・っておっしゃってる方に、間引き菜を差し上げましたらとても喜ばれました。

家に帰り・・・

大和肥料さんに電話して、苦土石灰について教えていただきました。

安保社長から、石灰を蒔くという視点から、「慣行農法と有機の考え方の違い」を分かりやすくご説明いただきました。

モヤモヤ感がすっきりと晴れました。

いつも、本当にありがとうございます。

市民農園というところは、100人が100通りの農法で、とても興味深く勉強になります。

安保社長のお話を伺って、もとの畑のままで育てさせていただこうかな・・・と、

ホウレンソウも、特に問題なくすくすくと育っていますし・・・

まだ表面は山土かも知れないけれど、地中はフカフカだし、チャっぽくて、虫も微生物も元気だから生気を感じます。

やはり私は、この隔離状態の畑にいるのが一番心地よいなと、

ときどきカラスさんもお話に来てくれますしね!

 

 

 

 

 

この記事を読んだ方はこの記事も読まれています

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください