台風一過の秋晴れ、暑くなく寒くなく・・・畑日和でした。
新しい畑、初出勤・・・
先達さん方にご挨拶・・・
いい方ばかりで、感謝です。
先達Aさんは、イチゴ栽培の完成に5年掛かり、その秘伝をご伝授いただくことに。
感謝です!
「苦土石灰を入れると、土の温度が上がって土の中の虫がぜんぶ死ぬ・・・」
だから苦土石灰を買って来るように言われたのですが・・・
確かに・・・
今度、増やした畑の土は、とても黒くて細かいのですが・・・虫が一匹もいないのです。
これにはびっくり・・・
「虫はいないのがいい」という考え方もあるのだな・・・と
隔離状態の我が畑の土の内外は、いろんな虫が楽しそうにしています。
この1年で微生物もいっぱい増えてくれたでしょう。
「虫とは共生が当たり前」と思ってましたので。
秋蒔きの葉物野菜は元気に育ってますが、ところどころ虫に食べられています。
でも、問題を感じるほどではありません。
むしろ、初期の段階でも決して農薬はかけないからこそ、柔らかくて美味しい間引き菜を楽しめることは仕合わせなんだ、ということ、最近ひしひしと感じました。
初期段階だけ薬をかけるから、間引き菜は捨てる・・・っておっしゃってる方に、間引き菜を差し上げましたらとても喜ばれました。
家に帰り・・・
大和肥料さんに電話して、苦土石灰について教えていただきました。
安保社長から、石灰を蒔くという視点から、「慣行農法と有機の考え方の違い」を分かりやすくご説明いただきました。
モヤモヤ感がすっきりと晴れました。
いつも、本当にありがとうございます。
市民農園というところは、100人が100通りの農法で、とても興味深く勉強になります。
安保社長のお話を伺って、もとの畑のままで育てさせていただこうかな・・・と、
ホウレンソウも、特に問題なくすくすくと育っていますし・・・
まだ表面は山土かも知れないけれど、地中はフカフカだし、チャっぽくて、虫も微生物も元気だから生気を感じます。
やはり私は、この隔離状態の畑にいるのが一番心地よいなと、
ときどきカラスさんもお話に来てくれますしね!