先日の中村校長のお話の続きからいきますね。
「夫を持ち上げる妻の星」の組み合わせはなかなか興味深かったのですが、「ハイ!」と質問された方がいらっしゃいました。
「例えば、夫が玉堂星などの習得型だったときに(つまり学者タイプ)、妻は車騎星、牽牛星という攻撃型がいいわけですが、もし攻撃型の星を持っていなかったら、意識的に攻撃的に行動すればいいのでしょうか?」
というものでした。
お答えは勿論「はい、その通りです」でした。
それがまたひとつの「改良法」になっていくのですが、「ない星はない」のであって使えないのですが、意識して取り入れる、あるいは無理やりでもそういう環境に自分を置く、というのでもよいのです。
星が生まれてきます。しっくりと自分のものにするのには少し時間はかかりますが・・・。
ですから、「勉強する」とうことが守護神の人が習得の星がなかったら人一倍学ぶ努力を意識的にしていくことなのです。
あるいは、教育、指導者という立場に自分を置く、というこでも習得本能は生まれてきます。
この方の場合は、「機転が利き、てきぱきと手配ができないタイプ」の人だとしても、夫への愛情から、意識的に自分をこのような車騎星的な生き方を心掛けるということで、全く状況は変化させていくことができるわけです。
「ない」からとあきらめていたら、あるいは全く無意識に生きていたら、星どおりの人生です。
そこで自分にはどういう生き方が必要なのか、しかしその本能が備わっていなかったらどう生きていくべきか、と自覚することが運命の好転に繋がっていきます。
それは、守護神。ご自分の必要な星、守護神を知ることが重要になってきます。
守護神はこの例のように十大主星からも割り出せますし、宿命の干支の五行の相生、相剋からだともっと深い、本質的な守護神が割り出せます。
「冬のソナタの占星学」で「宿命の風景をスケッチする」という場面が登場しますが、これがこの干支から守護神を割り出していく、原案となります。
近いうちに「宿命の風景のスケッチ」については詳しく取り上げます。
お約束の無料鑑定の一環としてこの「スケッチと守護神」をセットで行いたいと思ってます。
その後、「十大主星別に多い出身県」のお話になりました。
車騎星、牽牛星といった攻撃型は・・・やはり大都会に多くなります。
機転が利き、必要なら打って出、逃げ足も速く・・・なければ大都会は生きにくいでしょう。
これは別に胸の主星でなくても、強くその要素が出ている、というので見ていけばよいでしょう。
つまり、「わぁ・・・攻撃型の人だ」・・・と実感できる宿命ということです。
貫策星、石門星の守備型は・・・当然、地方それも農村など先祖伝来という地域に多くなります。先祖からの財産を動かずに守っていく、という生き方が多くなります。
鳳閣、調舒星といった伝達型は・・・南方、暖かい地方、沖縄県などはその代表。確かに沖縄からは能力の高い芸能人が多く輩出してますね。
玉堂、龍高星の習得型は・・・寒い地方、雪国などです。
北方はやはり、習得の世界です。学者は寒い地方出身の方が多くなります。雪深い世界はやはりじっと
寒さに耐えながら、じっくり学び取るという生き方に繋がっていくのでしょう。
ロシア人などはその典型ですね。
それでは、禄存、司禄星は・・・これは都会と田舎の中間のような県ということでした。
禄存星は引力型、政治家など中心的立場に立って人を惹き付けていくタイプですね。
私が現在住んでいる岡山県などその例だと思いました。
農村地帯でもあり、人口も適度に多い都会でもあります。かなりの人数の中心的政治家を輩出しています。
教育県でもあり、日頃感じることは、「牽牛星」的な雰囲気の県民性ということ。武家社会の名残のようなプライドが今も静かに息づいているように感じます。
突然ですが質問です。
私には伝達の星がないのですが、
それだからといってやり方次第では人に何かを伝える仕事ができないというのわけではない、ということでしょうか?