☆西川 満先生の鑑定

2007年7月2日

Category : 運命を左右する星について

昨夜は一晩中、豪雨でしたが、当地ではめずらしいこと・・・。
ときどき、あまりの雨脚の強さに目が覚めましたが、乾ききった大地に染み込んでくるようで、
目を閉じ、耳をそばだて聴いていたのですが・・・癒されました。
算命と最初の出会いをしたのは、西川満先生ですが、
今朝、師をよくご存じという方からメールをいただきました。
「西川先生の厳しくも暖かい眼差しは今でも忘れません」
私もまったく同感です。
西川先生は、著名な文学者でいらして、エキゾティックな台湾を舞台とした詩文の薫り高さには、とても惹かれるものがありました。
その後、手を痛められ、長編をお書きになることができなくなったため、昔、台湾在住時代に現地の算命師から学ばれた算命の算定所を開かれました。
新婚ホヤホヤの頃、夫と鑑定を受けに出かけたのですが・・・。
夫の方の内容は覚えていませんが、自分の鑑定内容はかなり覚えています。
というか、このとき受けたいくつかのアドバイスは、その後、30年間の人生に無意識に生かしてきたようで、だからこそ記憶がはっきりしているのかもしれません。
「○○はありますから、百歩譲って相性はよいとしましょう」
という表現でしたから、さして相性はよくないんだな・・・と受け止めました。
結婚にふさわしい時期は翌年だったこと、かなり深刻に語られたこと、そのまま覚えています。
じゃあ、どうすればよいのか、21歳の私はじっと耳を傾けました。
「気持ちをご主人に向けることより、ご自分の世界をお持ちなさい。
帰りが遅いとイライラするより、お華の枝を矯めている方がいい、芸術でも何でも、趣味に生きた方がよろしい、あなたは師匠という立場になれる人、好きな道でいいです。
これでなれなかったとしたら、よほどの「怠け者」です!」
と、にっこり微笑まれました。
単刀直入に「怠け者です」と言われるより、どれだけ、若かった私の胸に響いたひとことだったでしょう。
明日に続きます。

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