★昨日の鑑定例 「無為に生きることの真理」

2005年2月21日

Category : 運命を左右する星について

前にも一度お話しましたが、このところ本当に不思議に思います。
鑑定させていただく方々が、まさに「機」に直面されているというケースが殆どなのです。
こうして、現在はHP上でご相談に応じておりますが、メール鑑定という、対面ではない鑑定方法で出逢わせていただけた方々には、特に深いご縁というものを感じます。
HP上でも一度もお話させていただいたことのない方ばかりですし・・・。
鑑定がきっかけでその後、メールでの交流が始まることは多いですが。
昨日、鑑定させていただきました30代の女性の方は、良い機会と受け止められて昨年長年勤められた会社をお辞めになったそうです。
その後、次の人生に備えて、あることを勉強されていらっしゃるのですが、何かこう運命の力に導かれてそうなったのではないかと、ご興味を持たれたことがきっかけで、来てくださったとのことでした。
私は依頼を受けますと、まず星図と干支図をプリントアウトします。
そして半日ほど、折にふれ、夫々の方々の星図と干支図を眺めます。
干支と語らっている内に、その方の星世界に自然に我が身を置いています。
それから神さまに祈りを捧げ、集中して鑑定をさせていただくのですが・・・。
この方が退職された時期というのは、この方にとってやはり大きな運気のターニングポイントでした。
見事なほどのタイミングでした。
この方は星を全くご存じないわけです。
しかし、退職後の穏やかで明るい心地が、この選択が運命に導かれた適切なものであったことを、きっと確信されておられたのでしょう。
それを確かめようとなさって、いらしてくださったのが分かります。
事例は夫々異なりますが、シンクロニティなのでしょうか、このようなケースが重なっています。
確かに算命学は、意図的に時期を狙って動いていくことのできる処世学ではありますが、人間は素直に、誠実に生きております限り、自然に「機」を感じ取ることができる存在であることを近頃実感しています。
邪心や欲が絡んでくるときこそ「機」の判断を誤るのでしょう。
肩の力を抜いて無為に生きるということ、そこに真理は存在するのですね。

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