子平学と算命学では蔵干のとり方は殆ど同じなのですが、微妙に違うんです。
子平学が明瞭になってくればくるほど、算命学との違いを追及したくてウズウズになってしまったのですが、こういうときつれあいはさっと次の一手を差し出してくれるんです。
ドラえもんのポケットみたいですね。
彼が以前、自分のために購入して、矛盾点を解明できずに投げてあった四柱推命学のソフトです。
今日で3日目になりますが、ソフトの癖を掴むことに専念しておりました。
大運と宿命のバイオリズムをグラフ化、エネルギーの状態を一目で掴むこともできます。
自分なりの解釈で、エネルギー分布のアレンジも可能です。
確かに、昨日までは、私も納得できないよ・・・の部分も多かったのですが・・・。
これはなかなか優れものであることに気づきました。
ものは使いよう。
これをもとにすれば、その方の宿命と大運の関連の特徴を、目で確かめることができるんです。
問題点は、命式は時柱まで立てれば100人が100人とも全く違うわけで、パターン化などはできないのですから、これで全てを読み取ろうと思わなければいいんです。
ソフトですからどうしても、パターン化に頼ってしまって、微妙な判断については不正確、矛盾だらけなんです。
でもこれはしようがないこと。
あくまでも利用する。
解釈は古書、古典の詳細な秘解、奥義の知識の引き出しから何をどう引っ張り出すか・・・
で、いくらでも応用でき、ほどけていきます。
解釈の裏づけにも大いに使えます。
あくまでもこちらは淵海子平の世界。
子平学ではありえない算命学独特の学問体系を、そこに加味して深めていけそうです。
蔵干に関しては両方並立させて判断・・・特に子平学の格局については優先、重視です。とても美しい世界なんですよ。