きのえねファイルもようやく半分です。
毎回、記事にするために、じっくり読み直しています。数十年経ったからこその味わいもあります。
でも少し、心配してるのは・・・
ブログに取り上げた干支が、ご自分やご家族の日干支であるときに、内容によっては一喜一憂されてしまうのではないか、ということです。
学び始めた頃は私もそうでしたが・・・
今は勿論、虚心坦懐で向き合ってます。
「一柱ですっくと立ち上がった姿の個性はこんな感じ」
ということです。
勿論、三柱になれば、月柱、年柱からの影響もありますし、大運、年運も含めたら、もっと変化して行きます。
四柱推命であれば、それに時柱も加わるのですからね・・・
そういう干支間の関係性を読み取って行くこと・・・が、今後のメインとなって行きます。
ひとつの干支の個性はそれだけに過ぎません。
でも関係性を探るとき、それぞれの干支の個性を掴んでいることがとても役立つのでご紹介させていただいてます。
六十花甲子・・・ネットや書物では、いろいろな解説がなされてますね・・・
当たり障りない表現もあるようですが・・・
今、ご紹介してるのは、本場の種本をもととしてるようで・・・結構シビアな表現も出てきます。
が、それが興味深いと言いますか、貴重な文献ということでもあるわけです。
さて、
「丁酉」
「琉璃の光」といい夜生まれをもって吉とする。
夜は「丁」の輝光を充分に発揮して、その力を認められる。
丁火は、陽光の丙火とは異なり、人工の灯、明かり、灯火など。
つまり夜の暗闇にあってこそその価値を認められるということです。
聡明にして、学芸に秀でる。
もし、昼生まれ(算命学では他支に卯から申)か、丙火を見れば、灯火を晦くし、酉の辛金、玉を抱いて罪となる。
志あっても成就しにくい。
灯火とは・・・
全体を明るくしない。自分の足下のみ、遠くに届かない→琉璃の光
「玉を抱いて罪となる」とは・・・
自分の玉と思っていると「丙」に持って行かれる。
丁からみて丙は友人や兄弟。
兄弟や友人が、自分が使おうと思ったものを持って行く。
など、面白い解釈がありますね・・・
癸水など水性は本来、さして強さのない丁火を消して、ありがたくないが・・・
壬水は干合のため、木化。
木→丁火と丁火を応援するので、壬水や乙木は吉。