この連休辺りから金木犀が香り始めました。
クチナシのしっとりとした妖艶さに比べると、カラっと乾いた香り。
金性の季節ですからね・・・とんがったというか、斬れがあるというか・・・
金木犀、ピッタリですね。
先日、こんなテレビを・・・。
蛯名○雄さんでしたか、ご覧になった方もいらっしゃると思いますが。
子供の頃、粘土が大好きだった○雄少年は、小学校5年生のときにお友達と遊んでいる写真が映し出されました。
場所は・・・「砂場」
砂場が大好きな小学5年生。
控えめ、内気、という雰囲気の○雄少年は、活き活きと目を輝かせて、5・6人の級友と砂場で写っています。
砂場遊びの好きな○雄少年は、大人になって粘土の研究者に。
「粘土ってなんかいいんですよね。これで遊んでいるとストレスが消えて行くんです」
「好きなこと」ってそうですよね。
何時間取り組んでいても、全くストレスにならないどころか、ストレスを消してくれるものなんですね。
粘土の研究と言っても、パっとした成果は上がらずに、研究所では窓際族、不良債権化していたとその頃の上司が笑って語られてました。
その上司からある日、粘土から透明の板状の物質を作ってみろ、という命令が下ります。
粘土を板状にすることは困難を極め、失敗の連続でしたが、所詮は好きなことですから、苦痛ではなかったのでしょう。ついに成功!
粘土製の透明の紙状の板が完成しました。
この板は、液晶テレビの画面への商品化が期待され、某製紙社が板の透明度を上げることに協力を申し出ます。
そしてついに、抜群の透明度の粘土製の板が完成。
「粘土が好きだから粘土の研究者になって行こう」と思う、「究極の素直さ」には胸を打たれました。
それでいいんだよな・・・それがいいんだよな・・・。
この某製紙会社の株価はストップ高になったそうだ・・・さっきこのテレビを一緒に見ていた夫が飛び込んできました。
この放映が引き金だったようですね。
蛯名さんの星も近々行ってみます。
と言っても生年月日が???