5月ごろから、小学校のお祭りに浴衣で行こうって、親友と約束していた娘ですが・・・。
ふ~っ、やっと着付けられました。
いつの間にか背が伸びて、2年ほど前、大きすぎた浴衣はなんと、甚平さんになってます。
東京に行った折に私の娘時代の浴衣があるからって、持ち帰ろうということでしたが、当然のごとく地味!
とにかく海老茶の浴衣を着たいというので・・・今年は全国的に浴衣流行で帯と下駄と巾着セットでお手ごろ価格であちこちに売っていますし。
それをよいことに、いつでも用意できるって思ってたら、いつの間にか秋風が・・・。
大急ぎで街の呉服屋さんに直行。
店の奥にしまわれていた今年の浴衣をなんとか出してもらって。
唯一、私が気に入ったピンクの浴衣を購入しました。
始め、正絹の着物に見えたらしく娘は気に入らない様子でしたが、着付けてみようと開きましたら、パッと明るい顔に。
普通の綿の浴衣であることがわかったみたい。
浴衣が綿でないはずがないのですが、彼女にはピンと来ないようでしたしね。
シーズンも終わり、としまわれたにしては、意外にもご縁を感じる浴衣だったんですよ。
娘も私も大好きな浴衣になりました。
私も久し振りの着付けでしたが、手が覚えていてくれました。
お友達は、浴衣はお母さまに縫ってもらって、帯はお祖母さまに縫ってもらって、ということらしいのです。
着物の文化が、今も自然に息づいている街なんだなと思います。