最近、ちょっとお気に入りスポットが西大寺観音院なのですが、先週末、義父のグループホームのお花見で訪れました。
川沿いの桜並木は八部咲き、公園の桜並木の方は満開でしたが、お花見は2年振りです。
一昨年の夙川の桜並木はそれはもう見事でしたが、当地に来て初めての昨年の春は、そういえばお花見に出かけていなかったようです。
ホームのスタッフの方々、入居者のご家族の方々との交流ができて、満足です。
入居者の方々とは、ホームを訪れる度にお目にかかっているのですが、ご家族とはこういう機会でないとお話もできません。
あの、いつも痛みで辛そうにしていらっしゃるおばあさまのご主人はあの方で、こういう事情でホームお世話になっていらっしゃるのだな。
ご主人さまは海軍のご出身で、お若い頃、あのおばあちゃまと素敵な恋をされ、この街でこうして仲良く生きて来られたのでしょう。
よく見ると、あのおばあちゃまはとってもチャーミング、ご主人が、ご自分がお世話したくてもできないことをどんなに残念に思ってらっしゃるか、が伝わってきます。
「ガンバられよ!」
と真剣な顔付きで叫んでらっしゃいます。。
自己紹介のときに、我が娘の声が小さかったからでしょう、おばあちゃまは岡山弁でしっかり応援してくださいました。
おいくつにならても岡山の女性は気骨がありますね。
奥様、妹さん、ご子息、お嬢様、お嫁さん、旦那様、参加されたご家族のお立場もそれぞれでした。
それぞれの事情をお互いに理解でき、全員がホームのスタッフの皆さまの誠意ある介護に深い感謝を捧げていらっしゃいました。
スタッフの皆様の、爽やかで献身的なお仕事振りには本当に頭が下がります。
心温まるお花見となりました。