☆ポリシーのある食材選び

2005年4月24日

Category : 運命を左右する星について

例えば、こういうケース。
木性が全くないという場合はまた違ってくるのですが、命式の中に木性が弱い形で存在する方がいらっしゃいます。
木性っていうのは、「甲木」や「乙木」の気です。
その木性の周りを、金性が取り囲んでいる、と言う場合。
金性とは「庚金」と「辛金」ですね。
木性は守備本能ですが、身体では、肝臓を現しています。
肝臓の疾患に要注意となります。
これなどは判りやすいケースですが、内臓疾患に関する病占は実に的確な判断になります。
以前、お医者様と命式と疾患の関連性についてお話させていただいたことがあります。
最先端の医学に携わっていらっしゃるお医者様が、算命学に深い関心を抱かれておられました。
算命学のこの干支学は、長い歴史を経て、経験の医学、東洋医学や漢方薬の分野にも応用されてきました。
ですから、その方の身体の弱い部分、強い部分、また強すぎるがために却って脆い部分などを判断していくことができます。
火性が根もなく弱い形で存在する場合、周囲に怒涛のごとく水性が強い場合などは、血管、血液、心臓などが要注意です。
また逆に、命式に火性が強く、燃え盛っている状態の方もまた、心臓、血管の循環器系は、要注意です。
こういう方は、西洋型の肉食過多の食生活は控えめに、血管のコレステロール値、中性脂肪には細心の注意が必要となります。
肉食は火性の食事となります。
野菜、海藻中心、動物性たんぱく質も魚などそれも白身を中心とした水性の食事がバランスを取ってくれます。
食生活で干支が、必要とする五行を補っていくことができるのですね。
これなどは食事で守護神を作り出していくという処世法です。
自分に必要な五行を知っておくことで、メニューの選択ひとつ意味を持つこととなりますし、体調を崩しかけたときに、早めに修正していくことができます。
また、家族の干支の特徴を掴んで、献立をアレンジしていく、という干支生活もなかなかです。
基本的には粗食だけれど、ポリシーのある食材選び、ということになります。

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