鑑定士が自分の星をどのくらい理解しているか、というと疑問かもしれません。
紺屋の白袴であり、医者の不養生であり、自分のこととなるとよく判らない、という時代も長かったのですが・・・。
10年ほど前、算命学の世界で信奉している鑑定士の方にお目にかかり、ほんのわずかな時間でしたが、自分の星を看ていただいたことがあります。
「あなたは孤独運!」
と、ひとこと。
(ホントに)?
って、言っても、私には子供が4人ですし・・・。
その当時私は算命学の学校に通ってましたが、子供達や自分の学費を稼ぐためにアルバイトにも明け暮れてました。
家に帰れば、でかい中華鍋にスコップのようにしゃもじを使いながら大量の食事の準備、中高生、大学生という息子達もめちゃくちゃ難しい年頃で、日々が戦争だったと記憶します。
夫は単身で関西にいましたし、意見のぶつかることも、それでもこれが私のお役目、人よりもたくさんの子供を育てるって確かに星にも出てるし、この状態こそが私の人生!守護神なんだ!と信じていました。
さっき鑑定の合間に久し振りに自分の星を出して眺めてて、改めてあのとき孤独運と言われたことに納得でした。
今でしたら客観的にこの星をみて、そのように私も判断すると思います。
家族であれ、どんなに身近な人であれ、取り囲まれると自分らしくなれない、暑苦しくて、気を遣ってばかりで、ついには弱ってしまいます。
そんな自分をわがままなヤツと責めていた頃もあるのだけど、今は違います。あまり無理はしません。
それが自然、一番私らしくあれる状態なんだと思います。
実は大勢や集団の中でも張り切ってしまう方なんですけどね。
ひとりでいることで本来の自分を取り戻せる、完全燃焼できる私は、やはり孤独運ですね。
あれ以来、守護神の取り方は一歩前進したように思います。