猿と雉と犬のお話

2004年6月19日

Category : 運命を左右する星について

今朝は5時起きで、娘の部活の試合に行くお弁当作りでした。
 昨夜、夜になってお米が足りないことに気づき、9時以降でもやってるスーパーまで自転車を飛ばしました。
 かなり交通量の多い国道に沿ってずっと水田が続きます。
丁度、田植えも終わり稲の苗が根付いた頃、田の一面に水が張られ、それに道路の明かりが反射しています。田植えの頃の水田をこうして見るのは何年振りでしょうか・・・。乾燥勝ちな地域ですからこういう一面の水の風景はホっとします。
 物凄い蛙の鳴き声、これもまた私には新鮮そのもの。いったい何万匹いるのか知らんw」w」w」と言う位の合唱振り。
 大きなサギが2羽、水田の薄明かりの中に浮かんでいます。
蛙がイッパイでお食事中なのでしょう。なにやら雄たけびのような鳴き声まであげています。すっごく得意そう・・・。
 暗がりの中、ほんのりとした明かりに浮かんだ墨絵のような風景です。
 日中もときどき、街中を流れる用水路の上を大きなサギがゆったり飛んでいるのを見掛けます。バックは空と緑の丘、まるで始祖鳥を見ているよう・・・。
 まだ、岡山ゆかりの雉には出遭っていませんが、サギといい鳩といいこちらの鳥は人間に遠慮することなく実におおらかな風情です。
 そういえば、昨年の秋、娘の通っていた小学校からのこんなお知らせがありました。
 学校付近に猿が出没、猿に出会ったら目を合わさない、万一合わせたら、視線を猿の胸元にゆっくり落とすw」w」w」云々・・・。
 お猿が里まで下りてきていて、平然と車道を渡ったりしているようです。注意しなくちゃと思う反面、視線を落とす練習をしていておかしくて娘と笑ってしまいました。
 十二支に申、酉、戌がありますね。勿論、猿と鳥と犬のことなんですが、金性の三方位を表します。季節では秋です。色は白。冷涼で、空気が乾燥していますね。
 昔、井上靖が詩の中で、秋のこと、wどこかで石英のぶつかる音がするw」w」w。という風に表現していて、胸に響いたのを覚えています。
 金性は攻撃本能を意味していますから、申、酉、戌の年は世の中に落ち着きがなくなり易くなります。
 お伽話の「桃太郎w。で鬼退治に行く桃太郎がお供に連れいくのが、猿と雉と犬というのも申、酉、戌なんですね。闘争本能を表しているのです。お伽話は道教の影響を受けているものが多いです。

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“猿と雉と犬のお話” への1件のコメント

  1. ネットで見つけたFlash より:

    ( ・∀・)つフラッシュ動画

    はじめまして、訪問w「有難うございます。参命学にご興味がおありなんですね。とてもおおらかで大陸的な占星学、処世術ですよ。いろいろお話できるといいですね。私もHPに遊びにいかせていただきます。

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