☆庚金は何を生み出すのか?

2005年10月14日

Category : 運命を左右する星について

久し振りに雨。
当地は、1日中雨が降るということが、年間を通してホントに少ないです。
台風などの災害も少ないことを、土地の方は口々におっしゃいますね。
それでも県下を流れる三大河川の水量たるや、感嘆するほどなのは、県北部の山間部の冬の降雪によるところが大きいのだとか。
恵まれた土地、ということを切に感じます。
明日は珍しく、日中は雨、らしいです。
ちょっとホっとします。
降雪、雪などは癸水。
降雨、雨水も癸水。
雨水、雪解け水を集めて流れるのは、渓流。
綺麗な水、ちょろちょろと流れる細い川、それらを集めて勢いよく流す渓流もまた「癸水」
下流地域の三大河川ぐらいの雄大さになると、こちらは「壬水」
海、大海原、海流は、勿論「壬水」
☆日干が水性、真夏にお生まれになられた方から、このようなご質問をいただきました。
『「金性」というのは何かをどんどん生み出す力があるものなのでしょうか。それとも水性をどんどん生み出す力があるということでしょうか』
五行の相生について簡単に。
木は燃えます。ですから火を生じます。
火は燃えて灰になります。ですから土を生じます。
土は、土中に鉱石や宝石の原石を生み出します。ですから金を生じます。
金は、山の岩間から水が流れ出します。ですから水を生じます。
水は木を育てます。ですから木を生じます。
ですから「辛金」と「庚金」は「水を生み出す」と古代の人々は考えました。
辛金はちょろちょろと水を生じます。
庚金はドドーと水を生じます。
金性でも容量に違いがあるというわけです。
庚金はダムのような姿・・・。
夏は暑さや陽射しの強さで、水分は蒸発しやすいですね。
ですから日干が壬水や癸水の方は、蒸発を防がないと、ご自身の水としてのお役目が果たせなくなります。
ですから、庚金が宿命にあることを喜ぶわけです。
庚金は大量の水を生み出してくれますから。
こんなイメージです!

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