「真実」7話まで・・・

2004年9月16日

Category : 冬のソナタ

「真実」7話まで観ました。
 シニの陰謀でヒョヌの母親にジャヨンの元彼の存在を暴露され、急激に立場が悪くなるジャヨン。
そもそも身分の違いすぎるヒョヌの母親から「別れて欲しい」と言われれば、ジャヨンも致し方なく、ヒョヌの前で元彼とわざと縒りを戻したかに演技までして、なんとも可哀想ですね。
「シニも結構きれいな子だからイジメも説得力あるよな。あれで美人でもなかったら勝手にやってろ!って感じだよな」w」w」w」夫
冬ソナのチェリンといい、韓ドラに必要不可欠なイジメ役ってケバイ美人、気が強くて嫉妬深く、実に生々しくイヤな女という設定が多いです。シニのキャラの特徴は、努力もしないで自分に都合の悪いことは全て人の所為にするところ。多少同情の余地があるとすれば、厳格な父親の期待に応えよう、応えようとしてもできない、ズボラで歯がゆい自分を誤魔化さざるを得ない、ところでしょうか。
韓国の価値観の極端な偏りも原因のような。シニのような上流家庭の娘は一流大学を出ていなければ、その世界では惨めで生きていけないのでしょう。女同士の社交の席でも競争意識が働くのでしょうし「勝った!」と思えない自分に耐えられないものなんでしょう。だからシニの母親だって「替え玉」なんて発想を平気で起こすんでしょうね。
ジャヨンの元彼パクというイヤな男もまた然りです。
ジャヨンの浪人時代の彼はいい人そうだったけど、結局ジャヨンを権力者の娘と誤解して近寄ったんですよね。誤解と知ってからの豹変振りにはウンザリでした。
貧しく、地位もない者は奮闘努力、最低限一流の学歴を付けて、権力者の娘をものにしてのし上がる、という道は韓国にも開かれているのでしょう。でもそれだって人にはそれぞれ「分」というものもあるし、努力したから全てが報われるとは限りませんしね。
いずれにせよ韓国の社会は競争原理の勝ち組になることに対する意気込みが凄いんだw」w」w」と思います。ジャヨンのように貧しい娘が努力してキャリアを積んでいくのは素敵だけれど、目的のためには手段を選ばず、という人間も多くなってくるのかな。そうせざるを得なくなるような社会だ、ということでもあるんでしょう。
ひと昔前の日本も同じようなものだったけれどw」w」w」。近頃はどうなんでしょね。
「世界にひとつだけの花」なんて歌が流行る社会の方がまだ健全だと思いますけれど。

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