やっと、日常に戻れます。昨日、冬ソナ最終話まで観終わりました。ところで、バケツまで勧められた私でしたが、結局一番最後の場面でタオルで溢れる涙を拭くに留まりました。
物語に感動したというより、ストーリーの展開を予想して追いかけるのがとても興味深かったという印象です。
一つ挙げるとすれば、冬ソナの単行本の上巻の中に戊癸干合という占星学の話が登場人物の会話にさりげなく登場したところです。
ユジンは戊土、ジュンサンは癸水でふたりは干合するから離れられない縁だ、というのです。これにはちょっと驚きました。韓国では、こういう占星学の知識が日常なんだ・・!干合とは、前にも日記に書きましたが、夫婦の縁を現します。ともすれば、サンヒョク、チェリンもあの手この手で、二人を引き離し自分の物にしようとするけれど、彼らにはそういう絆がなかったということでしょう。絆という運命を少し考えさせられました。
もう泣かないで終わりそうだw」w」と思った瞬間、最後の場面で涙が溢れたのは、ドラマに入り込んでではなく、私的な感情とオーバーラップしたからだと思います。恥ずかしながらわが息子の失恋を思い出していたのです。
ユジンの設計した建物を現実のものにし、そこで思い出に浸る孤独なジュンサンの姿を見たとき、やはり設計をやる長男の過去のできごとと微妙に重なったからだと思います。愛は制作意欲を掻き立てるものですし、形を残す手段を持つことで愛を永遠に留めることもできるよな・・それもいいんじゃないでしょうか・・。
ユジンとジュンサンは幸せになれてほっとしましたけれど・・。
それにしてもあの最後の場面のジュンサンの姿にですね、海を隔てた異国のおばさん達が、ヨン様と夢中になるのも無理ないと思いました。でもこういう文化交流って、素敵ですね。それには感動しました。