103歳のおばあちゃん

2005年2月18日

Category : My Diary

昨日はもうじき103歳になる義祖母のお見舞いに大阪まで行ってきました。
肌もつやつや、色白、美しいお顔でよくお眠りでした。
健康なのです。
内臓に疾患が全くありません。
しかし近頃、食事が摂れなくなり、水分の補給のみになっているようです。
雪国に生まれ育ち、精一杯のご自分の人生を生きられ、歌が大好き(ですから夫もカラオケ大好き、これDNA)なおばあちゃんでした。
義母や叔母としばし談笑。
このおばあちゃんのお嬢さん達ですから、おしゃれで、元気で、明るいんです。
久し振りの大阪はちょっと寒かったですが、心はあったかでした。
 以前、デイサービスで仕事をさせていただいていましたときに、106歳か107歳という女性がいらっしゃいました。
見た目には、確かに最長老を感じさせる風格がありましたが、全てにおいて自立され、歌を歌い、折り紙を楽しまれて、体操もなさっていました。
とても物静かで、控えめ、背筋をシャンと伸ばされとってもチャーミング。
また、96歳のある女性は、光沢のある鮮やかなグリーンのフレアスカートのワンピースがとってもよくお似合いでした。
「あの方は私の女学校の後輩なんよ」
とデイサービスにいらしていても、女学生の頃の「S」みたいな交友関係を楽しげに復活されてました。
またある80代後半の女性は、歩行困難の障害があったのですが、職員が歩行介助をするときは、ダンスのステップを要求されるんです。
すると不思議にリズムにノって直進できるのですね。
そして彼女は元「宝塚スター」の追っかけ。
今も勿論、心の追っかけを楽しんでらっしゃいました。
「老い」を生きるって・・・本当にさまざま。
心を軽く、明るく、華やいで「老い」を生きるって秘訣だな、見習えたらな、って思いました。

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