反日感情の渦巻く中、優勝できておめでとう。
そういう感情をスポーツの世界に持ち込むなんて・・・
卑怯な!
ですからどんなことがあっても勝ってほしかったです。
玉田選手のインタビュー、淡々としていたけれど、こう言って欲しいな・・・と思っていたこと、みんな言ってくれました。
雰囲気は悪かったけれど、逆にやってやるぞ!という気持ちになれたと・・・。狙っていたから・・・。
試合中、逆境だからこそなにがなんでも勝つんだと、ひたすら勝利への集中して欲しいと願っていました。
Jリーグが発足して早10数年ですね。その当時次男が深くサッカーに関わっていたので、思いはひとしおです。その頃日本のサッカーレベルは高いとは言えず、ワールドカップ出場に向け、国を挙げて気運が高まってきつつあるときでした。
その当時、東京の少年の間では、野球に進む子が2に対し、サッカーは8位の割合に逆転現象が起こっていました。
それが今の野球界の1リーグ制の動きに間接的につながっていると思いますが・・・。以前は日本は野球だ・・・という常識がありましたけれど。
当時やはり国の方針として、サッカー人口の裾野を広げようといううねりがあったことは確かだと思います。それからJリーグは地域発展に貢献しながら地味ながらも発展し、海外の選手を招き、日本の選手も海外に進出してレベル向上につとめてきたのですね。
ドーハの悲劇も教訓となって、精神的にも強くなっていきました。カズさんのように、ご自分は最高の舞台にた立てなかったけれど、日本のサッカーを世界レベルに押し上げる橋渡しのような働きをしてくれた選手もたくさんいらっしゃいますね。
あの当時広げたサッカー人口が今、こういう形で選手層の厚さとなって実りつつあるのでしょう。
玉田選手のインタビューを聞きながら、そんな思いが駆け巡っていました。