「スキャンダル」の背景にある朝鮮儒教

2004年6月24日

Category : 冬のソナタ

3週間程前、会社の熱烈な韓流ドラマファン兼ヨン様ファンに
w行こう、行こう」
と、両腕をつかまれ連れられて観に行った「スキャンダル」(ほんとは一人では行けそうになかっただけなのですけど)
 ヨン様のチョットHな映画らしい、ということしか知らず、時代劇であることにまずビックリ、光源氏も負けそうなくらいのプレイボーイ振り、フンフンw」w」なるほど・・ストーリーをしっかり掴もうと思って観ているうちに終わってしまいました。
ヨン様の濡れ場がどうの、というのはあまりコメントしたくないのですが・・・。
「チョン・ドヨンw。さんですよw」w」w」私が、いまだに素敵だったな・・・と思い出すのは・・・。
 今日買った、7月1日発売の「AERA」臨時増刊「ペ・ヨンジュンで知る韓国」の60ページに「スキャンダル」が記事に取り上げられていました。
 チョン・ドヨンという映画女優さんは韓国映画界を支える若手3大女優のひとりだそうですね。
 韓国ではトップ女優が脱ぐことは非常に少ないんだそうです。
でも彼女、そこに挑んだ女優根性が話題になったとか・・・。
もうポーーっとしちゃって・・・
貞操を守る清純な姿といい、その後本当にウオンを愛して、愛を得られず苦しむ姿といい、表情が実に真に迫っていて上手かったですね。
AERAのw朝鮮儒教とは」というコラムを読んで、どうしてこんなにドヨンさんに心を奪われたのか、を納得しました。
ドヨンさんが演じたヒヨンは朝鮮王朝の支配者階級、両班の娘、
婚約していただけで顔も知らない亡夫へも貞操を守らなければならないという儒教道徳の社会。
そういう境遇でありながらプレイボーイに心を奪われていく過程の心の襞を細やかに上品に演じてくれたのですね。
背徳に苦しむ表情といい、そして、氷の湖に身投げするラストシーンはウオンの愛を確信でき、来世での再会を信じる晴れやかで誇り高い表情といい・・・素敵でした。
この映画の背景に朝鮮儒教の道徳観があればこそ、楽しめたんですね。
300年も前の朝鮮王朝の薫り高い文化も堪能させて戴きました。
韓国に今も脈々と流れる朱子に遡る儒教精神、ググっと関心が湧いてきました。

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“「スキャンダル」の背景にある朝鮮儒教” への2件のフィードバック

  1. フランスの恋愛小説を朝鮮時代に置き換えた「スキャンダル」

    はじめまして、訪問w「有難うございます。参命学にご興味がおありなんですね。とてもおおらかで大陸的な占星学、処世術ですよ。いろいろお話できるといいですね。私もHPに遊びにいかせていただきます。

  2. NewsToday-2 より:

    「香田証生さんの旅券見た」と米軍大佐

    はじめまして、訪問w「有難うございます。参命学にご興味がおありなんですね。とてもおおらかで大陸的な占星学、処世術ですよ。いろいろお話できるといいですね。私もHPに遊びにいかせていただきます。

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