昨夜、BS朝日の昭和偉人伝は、渥美清さんでしたが、
なんと渥美さんの日干支は、先日、ご紹介しました「己酉」でした。
途中から何となく見始めたのですが・・・
結核で療養中の病院で、単線の線路の続く窓の外の風景に気が滅入る日々を送られたようですが、ラジオから流れる森重久弥さんの言葉に励まされ、役者として彼に追いつこうという目標が生まれたというお話のところからで、
つい、引き込まれてしまいました。
43歳の頃から「男はつらいよ」シリーズが始まり、大ヒット・・・多くの受賞もされ、その目標は達成されたわけですね。
「男は辛いよ」は、つれあいさんが好きでしたから、よくレンタルDVDで一緒に楽しんで観ました。
渥美さんにとって、表現の星、鳳閣星は日支の酉金ですね。
車騎星がいっぱいで、やはり、鳳閣星は彼の才能分野。
酉金は月支の卯木と対冲ですが、48歳から20年間は申金、酉金が大運に巡り・・・
表現の星は守られることになります。
58歳からの10年間は、解冲ともなります。
この時期がやはり一番、才能を発揮されたということでしょう。
お若い時代に強い火性が巡られ、病気を克服されました。
先日のブログで、丙火、太陽が守護神とありましたが、瓦礫の多い圃場は陽光によって強められることが大切ですし、芸能界という火性の環境も守護神だったということでしょう。
阪神淡路大震災の被災地が最後のロケ地でしたが、ロケを見物に集まって来られた被災者の方々に対して無愛想すぎると言われたそうですが、周囲にサービス精神でで手を振る余力すら残されていない体調の中、映画の完成に消えかかっている炎を何とか点し続けることだけを考えておられたということでした。
芸を極めることだけに貫かれた人生、素敵です。