「すべては宇宙の采配」
奇跡のりんご農家の木村さんの新刊です。
木村さんの本を読むのはこれが初めてだったのですが、感動しました。
周囲のりんご農家がりんごの栽培には農薬は当然・・・という状況の中、害虫が増えたのは農薬を使わない農家があるから・・・という批判。実際は、農薬漬けの農園から虫が逃げ込んだ先が木村さんの農園だったということなのですけど・・・
自殺の選択を余儀なくされ登られた山で、思いがけず、無農薬、化学肥料も使われていないのに立派な実を付けた自然のりんごの木と出逢ったことがきっかけで、その木の下のふかふかの土壌に無農薬農法のヒントを見つけられたのでした。
素晴らしい本です。お勧めです。
その本を読み上げたばかりのある日、
最近、改装されたような気配の、近所のケーキとパンのお店に入ってみようと、ふと思い立って、一枚板のどっしりとした木のドアを押してみましたら、
「奇跡のりんごの木村さんに指導を受けた農法で育てた米の粉で焼いています」
と言うような表示が、入り口の隣の壁に貼られていて、驚きました。
こういうシンクロもあるのですね・・・
土壌の微生物から大切にして行く・・・こういう農法がどんどん広がって行くといいですね。
このふかふかの土壌、私もとても興味があります!
農薬も化学肥料もホントは不要なんですね・・・
青森を遠く離れたこの地にも、こういう意識が高まって来ているのは嬉しい限りです。