思いがけないというか、まだ、信用できない、という思いがおありだったのでしょうか。
抑制の感じられるメールでした。
本来、そうであることを望んでおられたのですから、私としてもほっとした面はありましたが、
手放し、の境地で、完全に委ねた場合、起こってくることをそのままに受け入れられるようになります。お互いにそういうアップダウンのない心境に落ち付いて、臨めたということでしょう。
婚約者の方は新しい出会いにはふさわしい時期でなかったこと、そして、ご依頼者が伝えて下さったお相手様の以前に見られたという「夢」の内容から判断しても・・・
戻って来られるかも・・・という印象は受けました。
手放し、Letting Go は受け容れがたい苦しみ、悲しみのときに訪れることはよくあるのですね・・・
そういう場面、人生には、あまりありがたくないというか、辛すぎて打ちのめされそうになりますけれど、もし、そういう場面に遭遇することになったときには、変容のチャンスと受け容れられるといいですね。
一度、そういう経験をすると、普通に平穏に暮らしているときにでも、手放しの平安は、手を伸ばせばすぐに届くところにいてくれるようになりますし、
たとえ受け容れがたいことに遭遇しても、そのままをありがたく受け入れ、ふさわしい解決が得られるようになります。これは、とってもしあわせなことです。
光弘氏の、ABCDの4分類のDの境地は、ABCの3段階を手放したときに起こる「変容」の奇跡・・・これとも通じるものを感じます。