☆親克型は親不孝?

2010年5月25日

Category : My Diary

『あら、うちは親克型の子ばかり生まれてきてる。。。まずは安心して保育園に預けて働けます(苦笑)。親孝行な子らばかりです。
って考え方は少し違うのでしょうか?』
というご質問をいただきました。
親克などというと、なんか、口ごたえはするは、反抗するは、引っ掻き回すは、って、これからそうなるんかしら?・・・なんてご心配になられるかも、ですね。
親克型が親不孝というのではなく・・・
その前に、シーソーのお話を少し・・・
今日は、親克っ子の五徳が陽転の場合、
例えば、親克っ子の五徳の印、つまり水性要素がプラスだと、親は水性の剋線、つまり火性要素の五徳の寿がマイナスになりやすく・・・
つまり、彼が頭のよい子だった場合(水プラス)、親に健康の問題が起きる(火マイナス)ことがある、というのです。
親克っ子の木、火、土、金、水、の五徳が陽転(+)の場合、親はその剋線、土、金、水、木、火、の五徳に陰転(-)が起きやすいという、これは理論です。
対応は木→土、火→金、土→水、金→木、水→火、です。
「金性」は名誉とか出世とか、ですから、たとえば親剋っ子が、何かに成功した、という場合、普通、親は嬉しいものなのに、何故か、精神的に不安定になる、夫婦の仲が悪くなる、など、「木性」の精神の安定に問題が生じることがある、という感じです。
それはかならずそういうことが起きる、という見方をするのではなく、
ここに親克型の子供がいて、普通に親と同居して、え?特に悩みってないです、順調です!という場合、親の方が犠牲になってないか?とか、親御さんの方の悩みは、親克っ子の陽転が原因じゃないかなど、裏側から洞察するときに使います。
え、うちはそんなことありません。親克っ子もいますが、彼も順調、私たちも順調ですよ、という場合、
他の兄弟に、親奉っ子がいて、親に大切にされ、お互いに順調に発展してるって環境が整ってることもあるでしょうし、親が自然体で、親克っ子とは上手に距離を置けてる場合など、もあるでしょう。
子供全員、親克っ子で、お互い順調ですよ、っていうのであれば、やはり親の方に、子供への期待がない、執着もない、という場合でしょうか。
子供は、各自、それぞれの生き方をすればいい、見返りは全く期待していません、すでに家を出てしまってるのもいます、という親であれば、シーソーは起きにくいと思います。
親とは仲良く、親の運気が上がれば、一緒に上がり、親の恩恵を受けることで自分も発展していく、というのいうが親奉型ですが・・・
親にとっては、扱い易い子供であり、普通に親孝行ですよね。
でも、世の中のリーダーとなる人材は、親奉型よりは、親克型が多いのです。
さっさと家を出て、自力で自分の道を開拓することで発展するのですから、過保護にする必要はない、ということです。
だから、親克っ子も親孝行なのです。
もし、そういう彼に、これだけしてあげたのだからって将来は私達のそばにいてね!なんてことになれば、シーソーが起き、どちらかが犠牲になってしまう可能性がありますよ、ということです。
雰囲気は掴んでいただけましたでしょうか。
親克型の9個の条件は、1個あってもそうなります。
・どこにあっても天将星
・宿命天中殺でない辰巳天中殺
・宿命天中殺でない戌亥天中殺
・宿命天中殺でない子丑天中殺
そして
・寅卯天中殺、これは宿命天中殺の場合も含みます。
つづきます。

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“☆親克型は親不孝?” への3件のフィードバック

  1. あゆみさん より:

    あら、じゃああゆみも親剋っ子であゆみの兄弟もみな親剋っ子。。。
    不安定な世の中や、変わった親とかでは親剋っ子も悪くない気がしてきます。

  2. あゆみさん より:

    訂正。
    兄弟のうち1人は、今のところ先生のお挙げになった条件にはあてはまらず。
    しかし、その兄弟が一番、親からあてにされておらず、むしろ以前から親剋っ子をあてにしようという様子。
    単に親の好みか、それとも、親剋型は親子の距離がとりにくい要素が内在していたりするのか、
    どうなのでしょう?

  3. Aqua Marine より:

    あゆみさん
    親克型と言っても、先日もお話しましたように、必ずシーソーになったり、ぶつかり合いが起きるということではありません。
    むしろ、親子の間にこういう問題が起こってるのだけれど、それはどうしてなんだろう・・・という悩みの原因を探るときに、助けとなることはあるでしょう。
    親克型でも、よく道理をわきまえ、思い遣りもある子供であれば、シーソーを起こすこともなく、距離も適切に保ちながらやっていけることでしょう。
    問題があるとすれば親の好みというよりは、親ののエゴかもしれません。
    それでも、親克っ子がしっかりしていれば大丈夫でしょう。
    この技術の使い方としては、親はそれぞれの子供と、どのように接することが、その子を伸ばしてあげられるのか、方針を立てる目安にすることができます。
    それによって、親の方も、自分達のエゴをすんなりと捨てて行こうと思えることだと思います。

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