今、決して恵まれない状況でもなく、世間では安定していて羨ましがられるようなお勤め、お仕事の方が、そういう生き方に疑問を感じたり、転職を希望されたりというご相談が、舞い込みます。
それもお若い20代や30代前半の男性の方から。
一昔前なら、子供をそういう道に進ませようと親も奮闘、子供も自らの意志で選んでこういう安定路線へ、というのが多数派だったのでしょうが。
そういう選択をされた方でも、社会に出て数年、このままこの大企業の一歯車として一生を過ごすことに、「これでいいんだろうか」と思われるケースは増えているようです。
学生の内から起業したり、幼い頃からパソコンで遊ぶうちにクリエーターとしてのセンスと技術を身に着け独立したりなど、生き方は多様化しています。
旧態依然とした価値観に凝り固まっていると置いてきぼりにされる世の中ですね。
中には現職に併行して、本当にやりたいことの修行をコツコツ積み上げ、現職でも成功されながら、いつか転職の時期を待っていらっしゃるというケースも。
無計画、向こう見ずな転職は、たとえ今の時代でも成果は得られないと思いますが、じっくり水面下で準備され、転職も最適な時期を選んでいこうされているようです。
みんながみんなそうではないでしょう・・・組織人として生きてこそ天命が全うされるということは、勿論あると思います。
その方の最適な環境は、それぞれだということですね。
男性も、多種多様な生き方を勇気を持って選ぼうとしていく世の中、女性は柔軟に男性のそういう生き方に対応しながら、ご自分もしなやかに、自己確立を目指して、ですね。