今朝はなんかバタバタしていて、朝ドラの「わかば」をちゃんと見てないのですが、最後辺りで神戸の若葉の従妹達の合唱シーンをチラっと見かけました。
そのシーンと一瞬、ダブるシーンが蘇ってきて・・・。
2年数ヶ月前、娘と私は関西の○宮の夫の単身赴任先に東京から転居しました。
その街の子供達は大半の子供が中学受験をするという地域でしたが・・・。
10月に転校、5年生だった娘は2・3週間後に音楽会がありました。
娘はとにかくカルチャーショック、関西という土地に慣れるのには相当な時間を要しました。
音楽会の当日、夫と鑑賞に出掛けましたが、私はもう涙が溢れてどうしようもなかったのです。
小学校自体のイベントに対する考え方の違いもあるでしょう。
指導者の力量とかポリシーというのも大きいのかも知れませんが、とにかく素晴らしい合奏と合唱でした。
もう感動!20年近く過ごした東京の○並の小学校では味わったことのない衝撃でした。
何故だろう・・・しきりにそのことを考えていました。
確かに一学年の児童数の減っている東京では、迫力という点でも決定的に不利だとは思うのですが、どうもそれだけではなさそう。
どうも男の子の取り組みの姿勢が違うんですね。
これは指導者が「○○君、もっと真剣に!」
と注意して変わるものでもないような気がします。
この地域の男の子は「シャイじゃない」ということに気が付きました。
とにかく、大きな口を開けて、精一杯表現しようとしているのがとても清々しく感じたのが原因のようでした。
東京の男の子は声を張り上げるなんて、綺麗に歌おうなんて、ちょっと照れるし・・・という感じの子が多いようでした。
この○宮には7・8ヶ月を過ごしたのですが、その間に娘は、同級生に交際を迫られたこともあったりと、まだ5年生だというのにもうビックリ。
東京の男の子のシャイなところ、とっても可愛くて、私も大好きですが・・・。
関西の男の子の率直さ、というか本音で生きてるところ、なにか土地の文化や歴史と切り離せないような、そんな気がしました。
関東人と関西人の根本的な違いもあるんでしょうが・・・。