木漏れ日

2006年5月24日

Category : My Diary

さて
どうしたものか
ぶらり公園に足を伸ばして
重くて
よどんで
腰を下したのは
木霊のこたえが
聴きたくて
耳を澄ませ
小学校の高学年くらい
すっくと
立った女の子
ポテトを一本ずつ取り出して
手に載っかる鳩を
いとしむように
午後の陽射しが
木漏れ日となって
背中を
包んでくれてたみたい
あったくて
あったくて
目ににじんでくる
そのままを
そのままに
受けとめるので
いい

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