★阿武教子選手の星 ・ ★井上康生選手の星

2004年8月20日

Category : 人物占星術,話題の人物

阿武選手、金メダルおめどとうございます。
アトランタ、シドニーと初戦敗退という屈辱を乗り越えての優勝、素晴らしかったですね。
女子柔道界は皆さん実力がありながら、過去に思いがけない敗退を経験されリベンジ、という方が多いです。
柔道という国技はむしろそういう克己の精神こそ最も重要視される面でしょうから、同じ日本人として、苦境を乗り越えての勝利の瞬間を見届けられることは嬉しい限りです。
大和撫子は根性もありますね。とっても励まされます。
阿武さんの星をみてみましょう。
彼女は夏巳月生まれの乙木です。最優先の水はしっかりあります。龍高星、玉堂星として表れ、縦横自在、知的な戦いのできる方です。
胸の星は調舒星、北島康介選手と同じです。感性鋭く思いがけないような戦法も展開できます。
ただ、車騎星、牽牛星といった闘争本能の星が宿命に表出していない点が辛そうです。
このところ連日柔道の金メダリストの星を追いかけていますが、皆さん、闘争本能の金性の星は宿命のどこかに絡んでらっしゃいました。格闘技のように眼の前の相手を投げ倒さなければ勝てない競技には金性は必要不可欠です。
彼女の場合、宿命に闘争心のエンジンとアクセルに欠けるわけですから、試合の度に大変でしょう。
しかし彼女の大運で16歳から20年間金性、車騎星、牽牛星が巡ります。これで柔道界での戦績も積んでこられたのでしょうが、21歳から25歳の5年間は卯の木性が強まり闘争心に迷いが生じやすくなります。
そして再び26歳から31歳までは庚金がめぐり、牽牛星です。策士的な陰の闘争本能、名誉の運気に入られて3年目ですね。
その上、従星は最高のエネルギーの天将星です。心技体の全てに充実したタイミングの金メダルだったのですね。
100キロ級でシドニーの金メダルストの井上選手の敗退はとても残念でした。いつも彼ではなかったようでしたが。
今日は後ほど井上選手の星と現在の状況も見てみようと思います。
井上康生選手の星です。
彼は日干丁火、夏巳月のお生まれです。
宿命に火性、土性が強くエネルギーはとても強くなります。
カッカしやすいところもありますが、表面的には闘争的というよりは自然体、穏やかに見えるでしょう。
阿武選手と同じく「闘争心」という面から彼を見ると、西側に車騎星が1個あります。表面的には穏やかだけど内面は相当激しい闘争心です。
金性も強まっていますから(金生水)、この車騎星を生み出す水性、癸水はしっかりしています。ですから格闘技の世界で名を欲しいままに来られました。
でも壬水の方がなお望ましいのですが・・・。癸水ではこれだけ強い火性を剋するには少し力不足です。
もっと闘争本能が強い方がいい、という感じです。
17歳から26歳まで土性が巡り、宿命の闘争本能は強めてもらえません。そして22歳から5年間は「未」が巡り、前進力はアップしますが結果は崩れやすいのです。そして、申、酉年は12年間のうち2年間の天中殺、現実世界がつかみにくくなります。
本来専気という強運の方なのですが、宿命のアンバランスを矯正してくれるどころか強めてしまう現状です。今年は一番お辛い時期だったということでしょう。
来年27歳の誕生日前後から庚金が巡り、守護神となります。天中殺の影響はしばらく続くでしょうが、30歳頃から長い間、相当活躍されていくと思います。競技人生かどうかは年齢的なこともありますから素人の私には分かりませんが。

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