「麗しのサブリナ」オードリーヘプバーンの星★

2004年6月9日

Category : 人物占星術,歴史上の人物

昨日観た映画「麗しのサブリナ」のオードリーヘプバーンの星のお話をしましょう。
 オードリーと出会ったのは、十代の後半だったと思いますが、
「ローマの休日」の映画を観たときに遡ります。
 
 退屈な公式行事から抜け出して、ローマの街で新聞記者と恋に落ちるあまりにも有名なお話ですが、私が一番好きな場面は、最後の記者会見のシーンです。
 「いずれの国も素晴らしく・・・いいえ、ローマです」
公式訪問の国の中で一番印象に残った国は?という質問に、一瞬公の立場をかなぐり捨て、この恋を胸に留めたい、と好きになった記者に暗にメッセージを送ったところです。
 そして、グレゴリーペックが誰もが立ち去った記者会見場を名残は惜しいけれど、すっぱり断ち切り晴れやかな表情で立ち去るシーン・・・胸が一杯になったのを今も覚えています。
 オードリーは日干己土の春辰月のお生まれです。
 己土は庶民的、偉そうぶったところがありません。宿命には他にも土性が多く、かなりな頑固な性格です。
 土性が多く、貫索星、石門星など守りの本能が強いので受身の生き方になりがちです。
 幼少期に家庭内に父の失踪など問題を抱え、11歳から巡る孤独、反発の調舒星の大運にその不運をバネにバレエ、バレエでトップになれないというのであれば、女優へと受身の自分を脱皮して積極的に運を切り開いて行ったのが分かります。
 
 女優としての表現力は、ラッキーなことに11歳から60歳まで金性が巡り、オードリーにとって金性は鳳閣、調舒星といった表現力、伝達の本能を生み出します。
 
 21歳から生涯、枠なしの強運期が継続します。「ローマの休日」ではオスカー賞を受賞、その後も数々の主演作品を残していきます。
 「麗しのサブリナ」の作品の時代がファッショナブルで一番輝いていますね。
 その後は結婚生活にいろいろと問題もありすっかり痩せてしまったりという頃の作品、「暗くなるまで待って」などがありますね。
 本当の意味での安泰な結婚生活は51歳からの大運でした。
 
 ユニセフ親善大使としてソマリアに渡ったり、晩年はボランティアの世界で生きていきます。車騎、牽牛星が巡り奉仕活動に積極的になって行かれたのですね。
 
 生涯を通じて、己土の女性、気取らず、茶目っ気もあって、気品ある庶民的なスターだったのだな、と思います。
 

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