介護のご相談

2006年9月12日

Category : 運命を左右する星について

今月、別サイトのご相談は、介護に関することが重なりました。
今日は予定を変更して、こちらの話題です。
昨日の続きは明日以降に。
ご家族と一緒に、24時間、看て差し上げられることが本当は一番いいのだと思います。
私は、10代の終わりごろ、実の祖母の介護をする母を手伝っていましたが、祖母はやはり安心に充ちた生活だったのではないかと思います。
私は幼少期から祖母に可愛がられているという自覚はあまりなく、というのも、祖母の二人の兄達への溺愛ぶりに比べたら・・・という妙なやっかみがあったかも、です。
でも、この2年間余りの日々にお世話しながら、祖母はようやく実家に残っている唯一の孫である私を本当に頼りにしてくれました。
祖母が一人で寝ている和室で、二人で長い間、楽しく話しこんだり・・・
普段は両親には意外と淡々とした接し方をしていた祖母が、私を前にしたときだけは、両親の仲がよいことや、二人の生き様を心から褒めたりするのを聴くことは、娘として嬉しかったものです。
すでに意識が朦朧としていたときに、私の名前を呼び続けてくれたことなど・・・思い出されます。
日々の介護は大変でしたが、家族で協力できたからこそ、いつも安らかな表情でいてくれたのだと思います。
実の娘だった母の、少しも面倒がらずに、明るくかいがいしくお世話する姿は、娘の私にも自然に流れ込んできました。
寝たままの姿で、祖母の長い髪を洗うにはどうすればよいか・・・母と二人であれこれ笑いながら工夫したり・・・。
祖母は骨折が原因で立ち上がることができすに長期の病床生活になっていたのですが、認知症があれば、どんなにか大変だったろう・・・と思います。
ご相談があったのは、お父様と二人だけでお母様の介護をなさっている20代の男性の方、それから日中、ひとりでお祖父様の介護をなさっている30代の女性の方です。
お二人にはそれぞれお返事させていただこうと思っていますが、どうぞ、一人で抱え込まれたり、悩んだりなさらないでいただきたいと思います。
デイサービス、ショートステイ、グループホームなど、自治体の介護サービスは利用されないのでしょうか。
協力していただける家族が得られない場合は勿論、ご家族ご一緒の場合でも、こういうサービスを受けられるよう、老人福祉事務所に問い合わせていただきたいと思います。
私も以前、デイサービスでアルバイトしていましたが、その方の人生を敬い、人格を尊重し、誠心誠意の介護でした。
家族だけではここまではできないな、というサービスを行うプロ集団ですから。
朝から夕刻まで預かっていただける間に、外出したり、趣味に通ったり、リフレッシュできると思います。
見学にいらして、責任者からじっくり介護の方針についてお話を伺われたらいかがでしょう。
お薦めいたします。

この記事を読んだ方はこの記事も読まれています

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください