孫、娘経由の風邪から、ようやく回復できました…。
先週の日曜日ですが、チケットをいただきましたので、
日本橋高島屋まで「手塚雄二」展に行ってきました。
日本画にも不案内な私は、お名前すら存じ上げなかったのですが、これだけの大作、屏風等、国内は勿論のこと海外の美術館からこの展覧会のために一堂に集められたということに驚くというか…
鑑賞をはじめてすぐに、はるか昔、平山郁夫さんの展覧会に行ったことを思い出しておりましたが・・・
平山先生のお弟子さんでいらしたようです。
日本の自然を静謐なタッチで描かれてますが、それぞれにその季節の空気感、温度、風雨の音、波、月の光の佇まいなどが伝わって来るのを楽しませていただきました。
茶道の世界にも通じておられ・・・棗の絵付けにも心惹かれました。
帰りは3枚、絵葉書を購入。
おぼろつくよは、春たけなわの頃の草木や花々の香りとあの気だるいような空気感が、
秋麗は、「かそけき」を好まれて描かれるということに、
静刻は、水面の透明感と右下の少し映った空の色に、
全くもっての筆不精ですが、展覧会で心に残る絵葉書をもとめ、ときには短いふみを…は楽しんでます。