伝えたかった言葉・・・

2015年7月9日

Category : My Diary

蒸し暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

先月末、

普段はあまりつけないテレビですが、

夫がつけたままでソファで眠り込んでいる間、それを私が見てしまっているといういつものパターンが進行中で、

金田一先生や堀江さんが出てるクイズ番組でしたが、

食器洗いをしながら、この答えを見なくちゃ!とキッチンから小走りでテレビの見える空間に移動した矢先・・・

パーン!という破裂音というか、爆発音が・・・キッチンから

?!?!

キッチン全域に、厚いガラスの破片が木っ端微塵になって散らばりました。

何か上から落ちて来て破裂したような音で、

何が起こったのか、しばらく呆然・・・

どうも、何も入っていない厚手のコップの破片のようで・・・

落ちて来たものが当たって割れたということでもなく、

どう考えても、ひとりでにコップが破裂したとしか言いようがない状況・・・

そのときとっさに、テレビを付けててよかった・・・と、

このクイズの答えに興味を抱いて走ってキッチンを離れたことが、ラッキーというか、

護ってもらえたのだな・・・ありがたい・・・という思いに包まれました。

これだけの厚いガラス破片が周囲2メートルに飛び散ったのですから、傍にいたら、と思うと・・・

何も入っていないコップが割れることって、ネットで調べると、○○社製造のものは、という記事が、

これだったんだ・・・

そう思い込んだ私は、コップのチョイスも今後は注意が必要だな・・・と、

それから、3日位して・・・

もうすぐ98歳を迎えるはずだった父の訃報が突然、届きました。

あの一件は、父が、

「それじゃ、逝くからな・・・」を知らせに来てくれたような気がしてなりません。

ネットに頼らなければ、そのことに気づけたと思うのですが、

最期を看取れなかったのは本当に悔やまれます・・・

先月の初めの上京で、明日は帰岡という日に会うことができ、元気な笑顔で写真に収まってくれました。

その日の晩、肺炎で入院、数週間で完治、退院もできたのですが、点滴栄養ということだったので、、

時間の遣り繰りをして再度上京しようと考えているところでした。

死を寂しいもの、哀しいものとは思わない私としては、あの日以来、物理的に遠過ぎてなかなか会えなかった私のところに、父は自由な身になって傍に来てくれるようにもなり、

ときどき話しかけると優しい笑顔で応えてくれるので、心はとても安らいでいるのです。

「お父さん、本当にありがとうございました!」

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