☆丑土の重なるとき/庚って?

2010年1月7日

Category : My Diary

今は・・・
己丑年の丑月
丑土の重なるときです。
湿寒の極み・・・
水性強く、冬生まれ、という方の場合、火性は調候。
でも、巳午の根なく、木性もない場合、丙火は、丑土に吸収されてしまって、火性の役目を果たせなくなってしまいます。
湿土、丑土が重なるときって、湿寒の強い方にはとっては、こういう難しさのあるときなんですね。
日干「庚金」の方から、
「庚」って何でしょう?
というご質問をいただきました。
庚とは、
木火土金水の五行を陰陽に分け、十干としました。
金性の兄、つまり陽の金性が庚(かのえ)、金性の弟、つまり陰の金性が辛(かのと)です。
庚金は、自然界では、鉄鉱石、を表します。
土中から生まれ出て、これから鉄器や武器、など役に立つ製品に生まれ変えて行く鉄の原石。
丁火で打って、刀とするように・・・などとよく言われますが、
実際は、陽火の丙火で剋されることで活躍が期待されたり、
あるいは、庚金を水性に流して行くことで、能力発揮が期待されたりします。
日干庚金というと、昨年大活躍の石川 遼君が思い浮かびます。
酉月のお生まれで、身旺。
丙火でなく丁火が月干にありました。
もし月干が丙火であれば、年干の辛金と干合で、折角の丙火が弱くなってしまうのですが、丁火であるために干合の影響を受けていない、というところに注目です。
大運の木火運の巡りに丁火が強められ、強力な庚金に強い火性が働いています。
お申し込みフォームの不具合で、「Contact」からお越しいただいているようです。
数日中に、修復いたします。

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