石の風車

2005年9月22日

Category : My Diary

石の風車が回るなんて、信じられます?
今日、実際に見たんです。
一面の青々とした芝生に巨大な石が並び、その先端には石でできた風車が設えてあるんです。
風車の向きは様々、その日、その時間の風向きによってくるくると心地良さげに回転してるものもあれば、当然石ですから、微動だにしない風車もあります。
今日はそよ風が吹いていただけなんですけど・・・実に重そうな石の風車が回っていたんですよね。
モーターなどではないそうです。
自然な風だけ・・・。
楽天のちびろさんに車で、お友達のSさんと一緒に高梁市有漢のこの場所を案内していただきました。
ちびろさんは、先々月亡くなられたお父様を車椅子に乗せて、よくここに連れてきて差し上げたそうです。お父様も、この場所がとてもお好きだったとのこと・・・。
「人間に生まれてきてホントよかった・・・」ってSさんは、その風景がズシンと胸に響かれたようです。
Sさんのお話をいろいろ聴かせていただいた後でしたから、私には、そういうSさんがズシンと響きました。
人っ子ひとりいない、広々とした草原に、3人完全貸切。
もうひとつ完全貸切状態だったのは、「鳴滝」という滝。
この滝は、高さはあまりないけれど、幅が広くてかなりの水量でした。
こちらに来て、滝見に行きたかったので、感激・・・。
滝やその滝から流れるせせらぎの音には癒されます。
「道の駅」では、生産農家署名入りの自家製無漂白の干瓢、自家製らっきょ漬け、自家製干ししいたけなど・・私の日常では手に入れられない贅沢品をお安く、お安く買えました。
白菜の産地ということでキムチ工場があったのですが、そこのキムチはダンナのお土産に。
口癖のように「おいしいキムチが食べたいな・・・」って所望しておりましたので。
帰ってから、なかなか爽やかな辛味で口当たりが良すぎて、ビールのおつまみに少し食べただけなのに、私などカッカカッカ、しばらく眠れそうもないな。
刈り取りが終わった田んぼのあとには、青々とした一面の麦畑、そのところどころに彼岸花が塊になって咲いてきます。
「曼珠沙華 ひとむら燃えて 秋日強し」の句を思い出しました。
「ひとむら燃える」って、実にハマってるな・・・。
車道に沿って、コスモスが、白、淡いピンクから真紅に近いものまで、さやさやと揺れ続いてて、なんとも贅沢な風景。
ちびろさん、Sさん、どうもありがとうございました。

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