同郷の友人と昨日は、身の丈に合ったちょっとお洒落なお店でご飯したみたいだけど・・・
「Sっちゃんが下さる長ナスを素揚げにしただけであんだけおいしいんだもの・・・うどんはうどんそのものがおいしい、こっちの外食ってソースが・・・キャベツのこしちゃった・・・」
ま、お金さえ出せば、手に入らないものはないのでしょうけれど、
Sっちゃんは私と同年輩、娘が入院当時の同室だった方で、投薬に参っていた頃、完熟のトマトをはじめ獲れたてで、いろんな種類のお野菜を届けて下さった恩人です。
トマトをベースにした料理で、救われました。感謝でございます!
母としてはとっても嬉しいよ。
そう、そう、それに気づけば大丈夫、君は日々工夫して暮らし、料理をすることでしょう。
おりしも、私も昨日のお昼、福島からの番組で、グッチー祐三さんがおっしゃってたこと、響きました。
「東京の料理は完成されている。でもこうして地方に来ると豊かな素材をアレンジする楽しみがある」
ってそんなおはなし。
10年ぶりに数週間過ごした東京では、
たとえば近所に、フランスで受賞されたというパティシエさんのお店があるのですが、いつもお店はお客さんでいっぱい!
いただいたときに感じたことは、ひとことで言えば、これぞ完成された文化!
文化・・・・気がつけば、日々、こちらが遠くなって行くのをどうすることもできず(つれあいさんごめんなさい)腰痛も治らなかったもので、
長ナスの素揚げ、ホントそれ、素材を簡単にアレンジする仕合わせがすぐ手の届くところに・・・
そんなこんなで、用事に行った帰り図書館に寄って、「お酒の供」のレシピ本でも借りてひさびさに触発されたい!って思ったものでした。