道場で籠もった熱を暑気払い とうがんの鶏そぼろ煮を作ってみる 2013年7月30日
2013年7月30日
先週土曜日、愛魂というキリスト活人術の道場まで見学に。
片や、かなりのご高齢の女性剣士2名の剣道自主トレ、片や、メンバーは合気道を極めた方も多いのでは・・・と思われる方々の愛魂の練習、
三次元、いかに勝つかを追求する女流剣士と、「愛が足りなーい」という指導のもと愛で人を活かす門人方の、対照的な取り組みの見学でした。
遠い昔、高校時代、大好きだった剣道場での日々も蘇り・・・
当然のごとく空調もなく、開け放たれた窓からときおり流れ込む風は心地よく感じるものの、
いずれの方にも、むずむずと参加してみたい気持ちと少し戦いながら数時間、おとなしく見学に終始しました。
さて夕方、家に帰り、熱気が籠もった身体は、冷蔵庫の冬瓜が食べたいと言っています。
一流料理人のおうちレシピにあった
とうがんの鶏そぼろ煮にチャレンジ。
何回も煮返すそうだから、結構、暑さとの戦いになりそうなレシピですけど、とうがんのこれぞ!というレシピは、ひとつ持っていたいので。
ますます熱いお料理での暑気払いです。
4人分
とうがん 正味600グラム
鶏ひき肉 3000グラム
絹さや 20枚(ないので、さやいんげんの余り物)
だし 2リットル(これは念入りに昆布と鰹節で濃くとるといいです)
塩 小さじ2
しょうゆ 大さじ2
片栗粉 大さじ2
黒粒こしょう 適量
とうがんは、種、わたを除き5センチ角に豪快に切ります。
ひとり3個ぐらい、皮をむいて格子に切り目(私は入れ忘れました)
鍋にお湯を沸かして、塩ひとつまみ、とうがんを入れて15分位下ゆで。竹串がすっと通くらいになったら。ざるに皮目を上にして並べて水切り。
冷ましただしに、鶏ひき肉を入れて混ぜてほぐす。
ばらばらにして火にかけ、煮立ったらアクすくい、網じゃくしでひき肉をすくい出す。
鍋のだし汁を塩と醤油で強めに調味、とうがんを入れて煮る。
少し煮たら火をとめ、冷まし、また加熱、を2~3回繰り返す。
絹さやは塩ゆでにして千切り。
とうがんを再び煮て、鶏肉を戻し、煮立て、水溶き片栗粉でとろみをつける
熱い土鍋に盛り、絹さやを散らす
ふーふーと冷ましながら、ますます汗をいっぱいかいて、すっきり、暑気払い。
ひき肉を一旦取り出すという工程が、そぼろをしっとりと美味しくなんだそうですが、さすがは一流料理人レシピだなって気品ある仕上がりです。
これは、毎年、作ってみよう!