月明かり

2005年6月15日

Category : My Diary

国体が近づいて、メインスタジアムに隣接した国道はにわかに整備が進んでいます。
国道はきれいに舗装しなおされ、沿道の街灯や信号はすっかり新品に。
歩道も広くなって、排水性のあるきれいなタイルがびっちりとはめ込まれました。
自転車もすいすいと走れます。
そのばっちり美しくなった国道から一歩、道を折れますと、街灯も少なくて、夜など真っ暗なんですね。
夜道を自転車で走るのは少し怖いくらいです。
先日、娘の習い事のお迎えに行った帰り、不思議、不思議・・・。
いつも暗いはずの細い用水路沿いの道が明るいんです。
街灯が増えた???なぜ???って辺りをきょろきょろしましたら、
いました、いました。
満月です。
ときどき顕れては、辺りを照らしています。
満月ってこんなに大きかったっけ!
びっくりするくらいぼわ~んとした白っぽい明るさです。
電気がない、人工的な明るさのないところでは、月がこんなにありがたかったのですね。
この歳になるまで、夜道の電灯の明るさしか知らなかったなんて・・・。
「今夜は暗いからお月様は出ないのね・・・」
子供の頃に読んだ外国の童話の女の子の会話を、今頃になって懐かしく思い出しました。

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