介護施設って・・・

2005年3月7日

Category : My Diary

ここ数日、3種類の介護施設を見学に行ってきました。
で、それぞれの施設の責任者の方の詳細な運営方針やポリシーを伺ってきました。
このような福祉施設はとても充実してきていることを実感です。
地域によっても事情は違うのでしょうが、利用者の介護の必要性の段階に応じてきめ細かいサービスが展開されているのですね。
認知症であっても、その度合いに応じた軽作業や手仕事、音楽療法、体操など、生活にリズムが生まれ、刺戟を受けていくことで、快復に向かったり、進行を押さえていくことができるようです。
以前、デイサービスでお手伝いさせていただいていましたとき、歩けない状態で参加されるようになった女性が、数週間で自力で歩行できるようになったことがありました。
その方を観察していて感じたことは、ご自分と同じ年頃の他の参加者との比較から「しっかりせねば」と奮起されたことがきっかけだったようです。
脳梗塞で半身が不自由になられた方でも、手助けをはっきりと断られる方もいらっしゃいました。
自立のために、ご自分に厳しくされているのです。
その姿はまた、他の参加者の方の励みになっているようでした。
高齢者がこのような社会性のある場所に積極的に参加していくって、大切ですね。
できるかぎり健康を維持し、自立していくこと、それを支え援助していくのが老人福祉の原点でしょう。
介護報酬不正受給など今朝の新聞に出ていましたが、老齢人口の増加と共に施設は乱立、サービスも追いつかない状況になりつつあるところもあるようです。
やはり、足を運び、施設の運営に当たる方からよくお話を聞き、こちらからもよくお話をさせていただき、お互いに信頼関係を結ぶことが大切ですね。
そして、高齢者の方が何よりも幸せであるように、家庭と施設の両輪で支えていくべきなんだと思います。

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